原発・放射能

2015年2月10日 (火)

福島のニホンザル 深刻な内部被ばく

忘れてはいないが、忘れてしまいたい。

それが福島第一原発事故。

今日、ある記事に触れて、深刻な状況がまだ何も解決されていないことを痛感しました。

それは、福島の野生のニホンザルが、他の地域のニホンザルに比べて筋肉内に放射性セシウムが極めて多く蓄積されているという記事です。

他の地域は筋肉1kgあたりのセシウムが検出限界の10ベクレル未満なのに対し、福島のニホンザルは78~1,778ベクレルもあったようです。

実に最大で約178倍の差もあるのです。

血液検査をしても福島のニホンザルの状態は極めて憂慮すべき状態で、特に子ザルでは、白血球数は減少が著しいそう。

その他の地域では1マイクロリットルあたり14,860個だったのに対し、福島では半分以下の6,823個。

驚くべき数値です。

また、筋肉中のセシウム濃度が高いほど、白血球数も少ないこともわかったそうです。

福島の野生のニホンザルや野生動物は、1kgあたりのセシウム量だけ見れば、放射性廃棄物と同じレベルだといわざるを得ない状況になったのです。

免疫不全などの健康被害もこれから起きてくるのでしょうか?

福島第一原発事故は、まだまだ解決されていないというを、改めて認識させられる記事でした。

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2014年7月 6日 (日)

胃のバリウム検査で発がんの可能性?

健康維持のため、年一回人間ドックを受検する方も多いことでしょう。

実は私もその一人です。

人間ドックには、胃のバリウム検査がありますが、診療台でグルグルと回され、結構しんどい検査ですよね?

実は、この検査、被ばく量が胸部X線検査の150~300倍もあることご存知でしたか?

ネットで検索していましたら、丁度そのような情報を書かれている病院のサイトがありましたので、つい熟読してみました。

それによれば、直接撮影(大きなフィルムで撮影する方法)では15~25ミリシーベルト(mSy)。

間接撮影(健診車による小さなフィルムで撮影する方法)では20~30mSyになるそうです。

少し前までよく比較対象になっていたCTの被ばく線量は10~20mSyですから、それもよりも多く被ばくしていることになります。

胸部X線写真の被ばく量が0.1mSyなので、冒頭お知らせした150~300倍という数値がはじき出されているわけです。

この検査で使われるレントゲン線は、DNAを傷つける作用があります。

傷ついたDNAが原因で発癌するには1回の被ばく量が50~200mSy(広島・長崎のデータ)と言われていますので、1回の胃バリウム検査で発癌することはありません。

しかし、毎年胃バリウム検査を受けるとDNAが徐々に傷ついて発癌に至る可能性は否定できないとしています。

さらに、大腸バリウム検査は胃に比べて被爆線量が2~3倍も多いというので、健康のために検査をしているのに、その検査が癌を引き起こす可能性があるとはシャレにもなりません。

私は、次回の人間ドックからバリウム検査をやめて、勇気を振り絞って(笑)内視鏡検査に切り替えようかと思います。

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2014年6月28日 (土)

福島第一原子力発電所の放射能汚染範囲が広がっている・・・

東京電力は、6月24日の午後6時から臨時記者会見を行いました。

「下部透水層(互層部)からトリチウムを検出している」(6月24日1号機の海側の井戸の水から1リットル当たり4700ベクレルのトリチウムが検出)

今までは、汚染水は深さ15mまでの地層の中に漏れていますが、すぐ下には水を通さない地層があるため、その下にある下部透水層(深さ25m)には汚染はわずかしか到達していないとしてきました。

ところが、今回、地下水を調べた結果、深い方の地下水層、つまり下部透水層まで広い範囲で汚染水が達している可能性があることが分かったのです。

つまり、下部透水層を通じて海に放射性物質が流れ込んでいるということになります。

原因は調査中との事ですが、汚染水を海に出さないように遮水壁を地中に打ち込んだり、水質計測用の穴を掘っていますので、これらの工事中に汚染水が下部透水層まで染み込んだ可能性もあるようです。

東京電力は今秋を予定している海側遮水壁の完成を急ぎ、建屋周辺に作る凍土壁の工事では、深さ30メートルまで凍結管を埋める穴を掘るため、この工事によって下部透水層に汚染が広がらないよう、穴の内側の壁に水止めのカバーをすることにしています。

やはり、汚染水ですら制御ができず海に放出し続けているし、そもそも放射能の制御ができないし、原子力発電は安いと言われていますが、一度事故が起きればどう考えても事故処理費用(放射能の制御ができない以上完璧な処理はできない?)や処理損害賠償費用を考えればコストが高いのは明らかです。

また、汚染水を海に出さないように遮水壁、凍土壁を設置しようとしていますが、ここでせき止められた汚染水はどこへ行くのでしょう?

自然に消滅するわけではないと思うのですが、まさか逆流や地表に染み出して、国土内に汚染が広がるようなことは無いですよね?

兎にも角にも、人類はまだ、”原子力発電には手をつけてはならない”ということになるのではないでしょうか。

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2013年4月 4日 (木)

驚愕!首都圏の水がめの汚染

環境省は、千葉、埼玉、東京の公共用水域の放射性物質のモニタリング調査(51地点)を実施しています。

その直近のデータが3月29日に公表されました。

その数値には驚かされました。

千葉柏市の手賀沼河川の沼から上流約1.6キロの「大津川・上沼橋」の川底から14200ベクレル検出され、これは国が定める食品や水の基準(キロ当たり10ベクレル)の実に1420倍になります。

沼から約1キロ上流の「亀成川・亀成橋」の川底でも5300ベクレル、「大堀川・北柏橋」でも、4200ベクレルが検出されています。

1都5県、約2800万人の給水需要を担う利根川水系や、東京東部と千葉北西部をカバーする江戸川水系の調査地点でも1000~3400ベクレルと基準値を大幅に上回るセシウムが検出されています。

ワースト20の地点は全て千葉県内です。

事故前の日本の水質のセシウム濃度はキロ当たり平均0.045ベクレルで、今お知らせしている数値は水質ではなく底質ですが、台風などで攪拌されれば、水質のセシウム濃度は間違いなく上昇します。

私のまわりでは、放射能汚染について話す人がいなくなりました。

いや、話せない雰囲気と言った方が正しい表現かもしれません。

この数値から分かるように、放射能汚染は無くなっているわけではなく、皆考えたくない、あるいは封印しているだけではないでしょうか。

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2013年3月26日 (火)

ストロンチウム分布図、こんなにも。

文部科学省から発表されているストロンチウム89、90の分布図。

こんなにも拡がっていたんですね。

放射性ストロンチウムは、カルシウムと性質が似ています。

そのため骨に蓄積して、長期間にわたって放射線を出し続け、がんを引き起こすおそれがあるとされています。

栃木県、群馬県が思っていたより、広範囲で汚染させられてしまっています。

文部科学省報道発表

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2012年7月 1日 (日)

これが原因?

東京電力は6月30日、福島第1原子力発電所4号機の使用済み燃料プールで異常を知らせる警報が鳴り、冷却装置が自動停止しました。

警報が鳴ったのは同日午前6時25分ごろで、本来作動するはずの予備の冷却装置も起動できなかったとのことです。

その後東電で調査したところ、無停電電源装置に問題がありその装置をう回する作業を実施したところ、1日午後3時7分ごろ冷却が再開できたとのことです。

冷却再開時のプールの水温は約42.9度でした。

東電では今週中に電源装置を交換する予定とのことです。

これが毎時40マイクログレイの高濃度放射線が福島原発西(田村市(郡山の東隣))で観測されていた原因なのでしょうか?

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2012年6月29日 (金)

放射線量に関する緊急情報2 福島県

中部大学の武田教授のブログに福島県第一原発4号機に関する緊急情報の続報が掲載されましたので、紹介させていただきます。

----ここから----

緊急情報2 4号機の工事中止すぐ必要

毎時40マイクログレイ(ほぼマイクロシーベルト)の高濃度放射線が福島原発西(田村市(郡山の東隣))で観測されている。

昨日(2012年6月28日の午後5時から7時頃)であり、風は東北だったと考えられる。

福島原発周囲の線量が上がっていないことから、

1)4号機粉塵が田村市に落下した
2)他の原因
3)測定の誤り

の3つが考えられるが、科学的な結論としてはこのような時、「まずはデータそのものをそのまま受け入れる」ことから始めて、その場合の対策を練る。

田村市は避難する必要があり、郡山市は避難準備に入らなければならない。

また風向きが変わる可能性があるので、福島県を中心に警戒が必要である。

仮にデータに誤りがあっても、約16時間にわたって誤報を流すことは事の重大さ(人命に関わる)から、許されることではない。

安易に「データの間違い」と結論してはいけない。

ところで、1週間ほど前から始まっている福島4号機の工事について、地元や自治体は県民に警告を発していないようだ。

工事はかなりあらっぽく、動画を見ると放射性物質を大量に含む粉塵が作業によって舞い上がり、強い北東の風で福島原発の南西方向に飛散していた。

こんなことは原子力関係ではまったく許されることではない。

原発敷地境界で1年50ミリシーベルトを超えることは許されていない。

まずは4号機の工事を中止し、4号機全体にドームをかけてから工事にかからなければならない。

これは今回のデータに誤りがあっても同じである。

テレビ、新聞、福島県、国会は何をしているのか?

----ここまで----

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放射線量に関する緊急情報 福島県

中部大学の武田教授のブログに福島県の放射線量に関する緊急情報が掲載されましたので、紹介させていただきます。

ーーーここからーーー

緊急情報 福島4号機の作業で放射性物質漏洩か?

福島のどこか(場所がまだ確定できないが付近と思われる)の線量が急増し、1時間に40マイクログレー(ほぼ40マイクロシーベルト)に達した。

おそらく福島4号機のはつり作業(燃料取りだしのための仮の建てや建設のためと考えられる)の時の放射性粉塵のためと考えられる。

また情報が入ればブログに出しますが、テレビ、新聞が報じない可能性がありますので、伝えます。場所がわかり次第、情報を出しますが、原発のごく近
く(10キロ)以外の場所の人はまだ退避は不要でしょう。

ーーーここまでーーー

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2012年5月23日 (水)

ついに豚肉からもセシウム 新基準値超え!!

福島県郡山市内の養豚農家が出荷した豚1頭の肉から、国の規制値である1キログラム当たり100ベクレルを超える107.2ベクレルの放射性セシウムが検出されました。

今年4月に導入された新規制値を超える放射性セシウムが豚から検出されるのは初めてとなります。

郡山市によると、21日に出荷された6頭の豚を簡易検査したところ、そのうち1頭から50ベクレル超が検出されました。

その後の再検査で新規制値超えが明らかになったとのこと。

郡山市は簡易検査で問題のなかった5頭の出荷自粛を農家に求めており、すべて市場には出回っていません。

ひとまず安心です。

市では原因究明を急いでいますが、未だわかっていません。

豚や鶏のエサは、稲わらなどの牧草が主食の牛に対し、海外から輸入した穀類や飼料が大半で、袋詰めで倉庫で管理されることから牛よりは安全と言われてきました。

しかし、今回の基準値超えにより、豚肉についても注意が必要となりました。

しばらくは豚肉も外国産にしたほうがいいかもしれません。

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2012年3月30日 (金)

横浜市の小中学校の貯水槽から高レベル放射性物質検出!!

横浜市立の18の小中学校で、貯水槽の放射性物質の調査を行いました。

この貯水槽は、雨水を再利用するため地下に設置されているもので、汚泥処理業者から依頼があったことを受けて実施したものです。

この結果、横浜市鶴見区の末吉小学校の貯水槽に沈殿した砂から、1キログラム当たり1万6800ベクレルもの放射性セシウムが検出され、18の学校全てで、国の埋め立て処理可能の基準1キログラム当たり8000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されました。

この貯水槽の水は、ポンプで屋上のタンクにくみ上げたあと各階にある水洗トイレ用の水として利用しています。

この調査結果を受け、同じタイプの貯水槽がある44の学校で雨水の利用を取りやめる措置を取ったとのことです。

横浜市教育委員会によると、

・この地下の貯水槽施設には児童が近づくおそれがないこと
・貯水槽からくみ上げた水洗トイレの水の放射性セシウムは検出の限界値を下回ったこと
・トイレの中の放射線量も問題のない値だったこと

等から判断して、児童や生徒への健康の影響はないとの評価をしています。

横浜よりは汚染されているであろう、東京都や千葉県などは同様の調査を実施しているのでしょうか?

していないようであれば、早急に実施すべきと思います。

放射性物質はセシウムばかりではありません。

放射性セシウムが検出されたところにはストロンチウムなどもあるはずで、もっと放射線量は高いはずですから・・・。

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