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2014年7月18日 (金)

ホンダの「フィット」リコール多し!

7月10日、ホンダのコンパクトカー「フィット」と小型SUV「ヴェゼル」のハイブリッド車(HV)について、リコールが発表されました。

国土交通省のホームページで検索してみると、フィットに関しては2013.4.12から6回目のリコールです。

日本の自動車メーカーで同じ車種では、異例ともいえる数ではないでしょうか。

今回発表になったりコールは、意図しない急発進などを起こす不具合で、これまで販売されたすべてにあたる17万5356台が対象。

既に11件の物損事故もあったようです。

さらに翌日の7月11日には、使用条件によって自動パーキングブレーキ動作が危険な場合があり(1件の人身事故の報告有り)、それを改修するサービスキャンペーン(リコール制度の対象ではない無償修理)も発表しています。

「どうしたの、ホンダ!!」と首をひねってしまう状況ですが、不具合の原因は、いずれもエンジン制御プログラムに起因するようです。

今までのリコールで改修していたにもかかわらず、その後も急発進等のトラブルの情報は絶えなかったようです。

2013年10月以降のトラブルはトランスミッション制御プログラム、今回はエンジン制御プログラム。

つまり、原因究明が十分でなかったのではないかと思います。

今回のリコールでも収束しなかった場合、売れ筋の車種なだけに、ホンダに与えるダメージは計り知れないものになるかもしれません。

ホンダ「フィット」のリコール履歴
2013.4.12
助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがある。
そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火するおそれがある。

2013.10.25
7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、自動変速機制御コンピュータのプログラムが不適切なため、モータ走行モードでの停車時に変速機内のドグとスリーブが噛み合わないことがある。
そのため、トランスミッション警告灯が点滅し、メータディスプレイに点検表示がされるとともに、1速が噛み合わないと発進できなくなるおそれがある。
または、2速が噛み合わないと奇数段変速での走行となるおそれがある。*DCT型:デュアルクラッチトランスミッション型

2013.12.20
①7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、エンジン制御ユニット(ECU)のプログラムが不適切なため、低車速でアクセルをオフにした際、エンジンにかかるモータの充電負荷よりエンジン出力が低いため、エンジン回転数が低下することがある。
そのため、エンジンの回転が不安定になりエンストするおそれがある。(停止後の再起動及び走行は可能)
②7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、トランスミッションドライバユニット(TDU)のプログラムが不適切なため、車両起動時にギヤチェンジ用アクチュエータの出力を監視している2種類のIC間でクロック精度に差があり、起動準備が完了しているにもかかわらず未完了と誤判断することがある。
そのため、メータディスプレイのトランスミッション警告灯が点滅し、「トランスミッション点検」の表示が点灯するとともに、駐車状態から起動しなくなるおそれがある。
③7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、トランスミッションドライバユニット(TDU)のプログラムが不適切なため、車両起動時にプログラムが立ち上がる際、起動に必要な一部データを消去してしまうことがある。
そのため、パワースイッチを押しても駐車状態から起動しなくなるおそれがある。
④7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、ハイドロスタティッククラッチアクチュエータ(HCA)のプログラムが不適切なため、クラッチの締結力を制御するピストンの移動量を検出するセンサが移動量を誤検知することがある。そのため、HCA内部異常と判断し、メータディスプレイのトランスミッション警告灯が点滅し、「トランスミッション点検」の表示が点灯するとともに、発進や後退ができなくなるおそれがある。

2014.2.10(「VEZEL」も同様)
ハイブリッド車の7速DCT型自動変速機において、変速機内の1速ギヤのハブ上をスリーブが滑らかに動かないものがある。
そのため、1速ギヤがかみ合わないために、発進不良(発進までに時間がかかる、発進しない等)、坂道でのずり下がり、加速不良(エンジンの吹け上がり)が発生したり、急に1速がかみ合うために、意図しない急発進等をする場合がある。
また、メータディスプレイのシフトポジションが全点灯し、またはトランスミッション警告灯が点滅し、メータディスプレイに「トランスミッション点検」の表示がされることがある。

2014.6.23(その他車種(計10車種)も)
助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがある。
そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがある。

2014.7.10
エンジン制御コンピュータ(ECU)のプログラムが不適切なため、
① ECUが検知し学習しているクラッチ推定摩擦特性と実クラッチ摩擦特性がずれた状態で、EV走行モードでの走行中にモータ駆動でエンジンが始動した際、モータから過大な駆動力が発生することがある。
そのため、運転者が意図せず車速が一瞬増加するおそれがある。
② エンジン走行モードでの停車中にシフトレバーをDまたはRに操作して発進する際のギヤの噛み合い動作の間や、EV走行モードで急勾配の坂道にゆっくり進入し、一時停止してエンジンが始動した時、アクセルペダルを強く踏込んでいると、モータから過大な駆動力が発生することがある。
そのため、車両が急発進するおそれがある。

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