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2014年6月16日 (月)

ターボ車は低燃費??

低燃費車の代表格といえば、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車ですが、独フォルクスワーゲン(VW)などの欧州メーカーが、ターボを「ダウンサイジング」の切り札として使い始め、俄然注目を集めています。

富士重工業が今月発売するスポーツワゴン「レヴォーグ」でターボを採用しますし、日産自動車も「スカイライン」にターボを搭載し2000ccながら2500cc並みのパワーです。

そして、レクサスも今年の夏発売する「NX」でターボが採用されています。

では、そもそも「ターボ」はなぜ今まで敬遠されてきたのでしょうか?

それをお伝えするには、まずはターボの仕組みから。

エンジンはご存知のとおり、ガソリンと空気(酸素)を混ぜたものを燃焼室というところに送り込んで爆発させ、その力を動力に利用します。

この爆発には、ガソリンが多すぎてもや酸素が多すぎてもダメで、両方がバランスよく調和されなければ大きな爆発力を得ることはできません。

燃焼室を大きくすれば、多くの空気とガソリンを入れることができますが、エンジン自体が大きくなってしまい、排気量の大きいエンジン(3000ccとか4000ccとか)になってしまいます。

この燃焼室の大きさを変えずに、多くの空気とガソリンを送り込もうとする技術が「ターボ」などの過給器技術です。

燃焼室に多くの空気を送り込もうとするには、どこからか送り込むためのパワーを持ってこなければなりません。

そのパワーに排気ガスを利用しているのが「ターボチャージャー」、エンジンの回転力を利用するのが「スーパーチャージャー」です。

ターボチャージャーはガソリンを多く消費することから、同じ排気量同士で比べると燃費は悪くなりますが、逆に小排気量エンジンでも、排気量以上の性能を得られるというターボのメリットを生かし、エンジンを小型化した上で、不足した馬力をターボ技術で補う「ダウンサイジング」という手法が生まれました。

これが、燃費改善にもつながるため、今、欧州で脚光を浴びているのです。

国内では日産自動車が1979年、「セドリック」「グロリア」に初搭載し、その後、ターボ車全盛期を迎えましたが、バブル崩壊や省エネ志向、環境意識の高まりで需要が激減し、90年代に入ってターボ車はほとんど姿を消してしまいました。

しかし、この技術に国内メーカーも目をつけ、相次いで市場にダウンサイジングターボが投入されてきているのは、冒頭のとおり。

例えば、排気量1400ccのターボ車は、2000ccの非ターボ車と同等の出力がありながら燃費は2割ほど良いとのこと。

このようにターボ車は「低燃費車」として生まれ変わった考えることができます。

新興国では、高価なハイブリッドよりもターボ車が人気のようですが、日本ではどうでしょうか?

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