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2012年6月16日 (土)

恐怖の中で死んだバッタは土壌に悪影響を及ぼす?

ちょっと変わった研究論文が15日発行の米科学誌サイエンスに発表発表されました。

それは、

”恐怖におののきながら死んだバッタの死骸は、安らかに死んだバッタの死骸とは異なる影響を土壌に与える”

という研究論文です。

論文の主執筆者、イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学の研究者Dror Hawlena氏は、米エール大学の研究者らと共に、クモにおびえさせられたバッタの死骸を使い実験を行いました。

その実験ではまず、バッタだけを入れた籠とバッタとクモを一緒に入れた籠を用意し、草木が茂る自然の中に置いきます。

バッタが実際に食べられてしまうことを防ぐため、クモの口はのりを使ってふさぎ、バッタには純粋な恐怖のみを感じさせるようにしました。

バッタが死んだ後、その死骸を詳しく分析したところ、恐怖を与えられたバッタの体の窒素に対する炭素の割合が、安らかに死んだバッタと比べて4%増加していることがわかりました。

このわずかな違いが原因で、恐怖を感じたバッタの死骸を入れた土壌では、落ち葉など植物性有機物の分解速度が大幅に遅くなることも確認されました。 

Hawlena氏は、干ばつや酷暑によるストレスでも恐怖と同様の効果が生まれ、土壌成分が変化して農作物の収量や植物の成長サイクルに永続的な影響を与える可能性があると指摘しています。

バッタ以外の昆虫でも同じなのでしょうか?

バッタ以外も同様ならば、Hawlena氏の言うとおり、植物の成長サイクルに影響を及ぼすことになるかもしれません。

本当に面白い発想の研究です。

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