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2012年4月19日 (木)

生活保護の不正防止へ

生活保護受給者は増加の一途を辿っています。

その原因は不況もその一つだと思いますが、基礎年金だけでは暮らしていけない高齢者の増加、20代、30代の若者の受給者が増えていることもその一つ。

最近知ったのですが、若者の間では生活保護はネット上で「ナマポ(生保)」と呼ばれていて、どうすれば申請が通るかなどの情報交換が当たり前のように行われているようなのです。

私たちの世代では、

「生活保護には絶対にお世話にならない」

と頑張ったものですが、若者は生活保護を受ける抵抗感が薄れているようです。

いや、逆に当然の権利として主張しているんだとか・・・

ある記事で、若者が生活保護を受けたがる理由が出ていました。

それによると、生活保護受給者に与えられる特典が魅力なんだそうです。

例えば、

医療費や介護費、家賃(地域ごとに上限あり。最大5万3700円)が無料
NHKの受信料、住民税、国民年金などは免除
JRの運賃や光熱水費の減額措置

等があります。

そしてもらえる生活保護費は地域等で差はありますが、10万〜15万円。

なるほど、これだけの特典があれば、年収200万円以下(月収16万6千円以下)の「ワーキングプア層」と呼ばれる人々は飛びつくわけです。

なぜなら、ワーキングプア層の人々が家賃や社会保険料等を支払えば、生活保護受給者より可処分所得が少なくなってしまいますから。

まさに、

「生活保護のほうが得」

状態です。

また、高齢者の方でも

「生活保護のほうが得」

現象が起きています。

40年間、真面目に国民年金を納めてきた人の月々の受給額は約6万6000円。

前述したとおり、生活保護受給者は10万〜15万円。

若いころに年金保険や健康保険料も払わずにきた人間が、最後に行政に泣きついて、生活保護をもらい、年金を納めてきた人の2倍以上の収入を得ているのです。

真面目な人ほど馬鹿をみる・・・ホント、不公平な制度ですねぇ〜。

こんな状況ですから、以前、私のブログ「生活保護費の不正受給•••過去最悪」でも紹介しましたが、不正受給者も増加してくるわけです。

不正受給額はなんと、128億7400万円!!

これ、みんな税金です。

この不正受給を減らそうと厚生労働省の要請を受けた全国銀行協会が対策を打ちます。

それは、生活保護を申請している人の預金口座を全国一括で調べられる制度の導入です。

つまり、自治体が金融機関の本店などに照会すれば、その金融機関の全国の支店での口座の有無や残高なども分かるような仕組みにするというのです。

年内中に実施とのことで、ある一定の効果は期待できるでしょう。

このような努力も大切ですが、不公平のない社会保障制度のために、全般的な見直しは本当に急務だと思います。

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