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2011年12月 1日 (木)

福島第一原発はチャイナ・シンドローム一歩手前だった!!

福島第1原発事故の際に起きた炉心溶融(メルトダウン)は、東電のこれまでの分析よりはるかに深刻なものでした。

東京電力の発表によれば、メルトダウンが起きた1号機の燃料は、鋼鉄の原子炉の底を突き破って相当の量(85%以上)が格納容器に落下し、容器の底のコンクリート(厚さ1.4〜2.6メートル)をも溶かして最大で65センチ浸食(推定)し、外殻の鋼板まであと37センチに迫っているとの解析結果が出たとのことです。

2号機と3号機についても一部の燃料は格納容器に落下していると推定しています。

この事故の深刻さが改めて浮き彫りになった形ですが、東京電力によりますと、原子炉と格納容器の温度は、21日現在で、いずれも100度以下になっていて、溶けた燃料は水で冷却されており、コンクリートの浸食は止まっていると評価、損傷がさらに大きくなる恐れはないとしています。

溶けた燃料が格納容器を突き抜け、その下の地面に達する壊滅的なシナリオは「チャイナ・シンドローム」と呼ばれます。

炉心溶融が発生し、溶けた燃料棒が地中を突き進み、地球の裏側の中国にまで達するという話がその由来で、同名の米国映画によって世の中に広まったものです。

そして今回の事故は、まさに「チャイナ・シンドローム」に近い状況だったと言わざるを得ません。

このような状況ですと、核燃料の取り出し、廃炉も非常に困難な状況だと思われ、取り出す技術の開発が迫られることになるのではないでしょうか。

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