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2011年10月28日 (金)

放射線基準、食品規制値をより厳しく 来年4月をめど

厚生労働省は、食品に含まれる放射性物質の基準値について、事故から一定の期間が経過し、食品から検出される放射性物質の量が少なくなっていることなどから、現在の暫定基準値の目安とした被ばく量の限度を来年4月をめどに5分の1に引き下げ、年間1ミリシーベルトにする方針を固めました。

福島第一原発の事故のあとに緊急時の対応として定められた暫定基準値は、放射性物質が含まれた食品を事故後1年間とり続けたとしても健康に影響が出ないとされる被ばく量を目安に作られています。

その目安は年間5ミリシーベルト。

これを基に、放射性セシウムの暫定基準値は、肉や魚、野菜それに米などの穀類は、1キログラム当たり500ベクレルなどとされています。

この基準で農水産物の出荷停止措置がとられています。

国際放射線防護委員会(ICRP)の換算式によれば、成人が1キロあたり500ベクレルのセシウム137を含む食品を200グラム、365日食べ続けると、内部被ばくは約0.5ミリシーベルトに相当します。

食品に含まれる放射性物質を巡っては、食品安全委員会が一生を通じて累積で100ミリシーベルト以上被ばくすると健康に影響するおそれがあるとして、食品による内部被ばくをおおむねこの範囲に収めるべきだとする見解をまとめましたが、専門家からは、十分な議論がないままこれまでの説明が変更されたとして、委員会の姿勢に疑問の声が上がっているようです。

食品安全委員会のワーキンググループは、これまでの消費者に対する説明会などで、

「生涯累積100ミリシーベルト」(原発事故由来ではない自然放射線などを除く)

は、食品だけでなく環境からの

”外部被ばくも含めて100ミリシーベルト”

だと説明してきました。

このことについて食品安全委員会は、外部被ばくは”所管外”だとして、

「外部被ばくがほとんどなく、汚染された食品からだけ被ばくする状態」

を前提にして考えた値であるとし、今までの説明を変更した上で、これまでの説明が不適切だったと認めました。

厚生労働省は来週から審議会を開いて、食品ごとの具体的な規制値作りを本格化させる予定で、乳幼児に絞った規制値の新設も検討する見通しです。

小宮山洋子厚労相は

「さらに安全性を確保する必要がある」

との見通しを示していますので、規制値をより厳しくする方向で議論が進むとみられます。

しかし、人の命にかかわることに

”所管外”

が理由の一つにあげられ、それを堂々と発表する日本って何なんでしょう?

所管外なら、所管している省庁を巻き込んで議論し結論を出せばいいだけの話ではありませんか?

外部被ばくの基準を何処が所管しているかは知りませんが、検討は進んでいるのでしょうか?

もしかしてその議論はこれから始めるのでしょうか?

別々に議論をすすめたのでは、整合性が取れなくなるのではないでしょうか?

素人の私が考えても、様々な疑問が頭に浮かんできます・・・。

国民の

「命」

をもっと中心に据えたしっかりとした議論をしてもらいたいものです。

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