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2011年9月15日 (木)

ひまわり除染「ほとんど効果なし」

農林水産省は、福島第一原発事故を受け、ひまわりをつかった土壌汚染の除去実験を行っていました。

その実験結果が発表されましたが、放射性セシウムを吸収するとされていたひまわりには

「ほとんど除染効果がない」

ことがわかりました。

この実験は今年5月から福島県飯舘村などの農地計約70アールで、

(1)表土を削り取る
(2)水でかくはんし、流す
(3)表土と地中の土壌を入れ替える
(4)ヒマワリなど植物に吸収させる

の4種で実施しました。

最も効果があったのは表土を削り取る方法で、セシウム濃度が75%以上低減しました。

固化剤で表面を固めたり、牧草などの根と一緒に削った場合、三センチ削ることで各82%、97%の濃度低下がみられたとのことです。

ただ、大量に発生する汚染土をどう処分するかという課題を解決しなければなりません。

一方、最も効果が薄かったのが(4)で、5月に種をまき、8月に開花したヒマワリの場合、土壌1平方メートル当たり約107万ベクレル含まれていた放射性セシウムのうち、吸収できたのは約2000分の1の520ベクレルにとどまりました。

つまり、0.05%です。

農水省ではひまわりによる除染は

「現場への普及の段階にない」

と判断しています。

田に水をはり表層の土をかき混ぜて、泥水からセシウムを含んだ土を分離する試験では、セシウム濃度が36%低下したとのことです。

実用化に向けたさらなる試験を続け、早期の除染作業開始を切に願います。

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