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2011年8月29日 (月)

大京のライオンズマンション 構造欠陥で建て替え

こんなことがあるのだろうか?

ベランダの壁のタイルをはがすと、次々と発泡スチロールや木枠、網等が出てきた。

これは、分譲マンション大手の大京が平成8年から販売した川崎市川崎区の築14年のライオンズマンション京町(7階建て、72戸)での出来事。

柱への発泡スチロールなどの異物混入や鉄筋不足など構造上の欠陥が判明したため、大京と施工会社が費用を全額負担して異例の建て替えをするという。

この物件は、平成9年3月に完成しました。

施工は東亜建設工業でしたが、実際は都内の別の建設業者に工事を一括外注。

平成20年ごろから一部の部屋で雨漏りするようになり、21年に住民の管理組合が業者に依頼して補修工事や調査をした結果、ベランダの柱と梁の結合部分などに発泡スチロールや木材の混入と空洞が確認されたとのことです。

また、柱の鉄筋が設計図より不足しているなど、構造上の欠陥も複数見つかり、大京が委託した第三者機関の審査でも、強度の基準を満たさない恐れのある階があると指摘されました。

東日本大震災でも建物は大きく揺れ、壁面に複数のひび割れが生じました。

欠陥を目の当たりにした住民たちは「これはひどい」と絶句。

それは当然でしょう。

管理組合は修繕での対応は不可能として建て替えを要求したところ、大京と東亜建設工業が建て替え費用約16億6千万円と引っ越し代などを払うことで今年3月に合意したとのことです。

今後解体し、来年夏に着工、25年完了の予定のようです。

大京によれば、

「築十数年であれば通常は修繕工事で済むので、こうした建て替えは過去に例がない。あってはならないことで反省している。住民の不安解消のため、誠心誠意対応している」

と述べ、

東亜建設工業も

「元請けとして建て替えには真摯に対応したい。工事の外注先は大京から紹介された業者で、その後会社を分割して別会社になっており、施工不良の原因は問い合わせたが分からなかった」

と説明しています。

ここまで悪質な手抜き工事を聞いた時は私もびっくりです。

と同時に、私のマンションは大丈夫かとも心配になりました。

しかし、なぜこのような工事が行われ、なぜ大京や元請け会社が見抜けなかったのでしょうか?

建設工事を一括して下請けに出す「丸投げ」は平成18年の建設業法改正で全面禁止されていますので、それ以降の物件は大丈夫だと信じたいですが、業界の体質はすぐに替えられるとはなかなか考えにくいですよね・・・。

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