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2011年8月18日 (木)

ヨーグルトで寿命延長?

100年ほど前から

「ヨーグルトは不老長寿のクスリ」

という説があるそうで、協同乳業・京大などの研究チームがこの説を科学的に証明したと米科学誌プロスワン電子版で発表しました。

「寿命をのばす効果が明らかになった」と発表されたのは、ヨーグルトに含まれるプロバイオティクス ビフィズス菌「LKM512」という種類のビフィズス菌です。

研究では、市販のヨーグルト約150cc分のビフィズス菌を生後10カ月のマウス20匹に週3回投与し、実験開始から約1年後(ヒトの年齢約70歳に相当)の生存状況を調べました。

生理食塩水を与え続けたマウス20匹の生存率が約30%だったのに対し、ビフィズス菌を与えたマウスは約80%が生存していました。

そして、非投与群は皮膚に腫瘍や潰瘍が多く見られましたが、LKM512を投与したマウスには投与期間中ほとんど観察されず、毛並みも非常によく、動きも活発だったとのことです。

LKM512群は潰瘍が5%ほどあったが、腫瘍は0%で、非投与群はどちらも20%あり、大きな差となって効果が現れました。

京都大学などは、体内に入った「LKM512」が大腸内で炎症などを抑える「ポリアミン」という物質を増やし、長生きにつながっていることが証明されたと発表しています。

ポリアミンは、DNA、RNA、タンパク質の合成および安定化や、細胞の増殖および分化に関与している生理活性物質で、すべての生物の細胞に普遍的に存在するものだそうです。

これまで、抗炎症作用、抗変異原作用、オートファジーの誘導、腸管バリア機能維持・促進などの作用が報告されており、濃度が高まることで生物にとってプラスになることはわかっていました。

京都大学の芦田久准教授によれば、

「食事量を減らすと寿命が伸びるというのは照明されているが、それ以外の方法でマウスの寿命を伸ばしたという報告はほとんどありません」

とのこと。

京都大学は今後も

「寿命伸長」

というテーマで、医学系研究者との共同研究も進めていきたいとのことです。

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