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2011年7月 6日 (水)

埼玉の小学校の土壌、1万ベクレル超も!!

驚きました。

神戸大大学院の山内知也教授(放射線工学)が、埼玉県三郷市の児童の保護者らから依頼を受け、市内の小学校周辺を調査したところ、市の測定では毎時0.15マイクロシーベルトとされていましたが、同1.86マイクロシーベルトを観測したというのです。

ここの土壌からは1キロ当たり1万3812ベクレルの放射性セシウムが検出され、この数値は東京都内の清掃工場で出た焼却灰の同9740ベクレルをも上回っています。

山内教授は土壌に含まれるセシウムが雨で流されて堆積し、濃縮したのではないかとしており、

「まだ一例だが、他都県でも同様の所はあると考えるべきだ」

と指摘しました。

原因はともあれ、そのような高放射線量の中、児童が学校に通っているのです。

もし自分の子どもがそのような環境の中通っているとしたら、何と悔しいことか・・・。

また、山内教授は市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」など6団体とともに6月下旬、福島市内で放射線量を測定しました。

測定には、高純度ゲルマニウム半導体検出器を用いて評価しています。

その結果、同じ地区の複数の地点で毎時3.2?3.83マイクロシーベルトを観測したとのことで、 山内教授は

「高線量がスポットではなく、面として存在している」

と説明しています。

土壌調査では、最大で1キロ当たり46,540ベクレルの放射性セシウムが見つかっています。

福島市小倉寺の側溝から採取した試料では、1平方メートルに換算して931,000ベクレルとなるというから、これまた驚きの数値です。

6団体は

「チェルノブイリ原発事故での『移住の義務区域』(555,000ベクレル/平方メートル)に匹敵する」

と主張し、政府が緊急時避難準備区域の解除や縮小を検討していることに反対し、「逆に広げるべきだ」と訴えています。

チェルノブイリ事故での基準555,000ベクレルは、年間被ばく線量では5ミリシーベルトにあたるとされていますが、同ネットワークは

「年間被ばく線量で20ミリシーベルトとしている国の避難基準は、現在の土壌汚染や内部被ばくを考慮していない。」

と指摘しています。

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