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2011年7月29日 (金)

食品の暫定基準値では1年20ミリシーベルトの内部被曝

私は、食品の放射性物質の暫定基準値は、1年間でどのくらいの内部被曝を想定して設定されているのかわかりませんでした。

つまり、暫定基準値内であれば本当に子どもに与えても安全なのかわからなかったのです。

ですから、極力、九州や西日本産の野菜を取り寄せたり 、ウォーターサーバーを導入し少しでも子どもの内部被曝のリスクを低減させようと努力してきたつもりです。

しかし、最近、周囲人達は放射能汚染に慣れてきたのか、

「気にしすぎ」

とか

「暫定基準値内なんだから大丈夫。農家の方が風評被害にあってかわいそう。」

なんて声が聞こえてきて、被曝を少しでも抑えようと気をつけている人が、

「ちょっと変な人?」

と見られてしまうことも出てきているようです。

でも、少し待ってください。

中部大学の武田邦彦教授もそのような傾向に警笛を鳴らしておられます。

武田教授のブログで暫定基準値がいかに高い数値なのかを解説されているものがありましたので、ここで引用させて頂きます。


-----ここから-----


牛肉の汚染が問題になっています。

くれぐれも「暫定基準値内だから大丈夫」という言葉にごまかされないでください。

今の食品の汚染に関する暫定基準は、1年17ミリシーベルトから22ミリシーベルトの被曝を基準にしていますから、子供はもちろん、大人でダメです。

簡単に言うと、原子炉で働いている作業員が白血病になったとき、その白血病が「原子炉で働いて被曝したのが原因」という認定を労働災害で受けるのが5ミリシーベルトの被曝です。

だから、20ミリシーベルトでも大丈夫ということが、100年後に学問的に正しいとわかっても、今までの私たちの放射線防護の常識とあまりにかけ離れています。

また、年間20ミリシーベルトというのは、1年間に胸のレントゲンが400回ですから、これもとうてい、子供にさせても安心できる量ではありません。

食材を求める人は大変ですが、当面は国内産の牛肉はダメです。

オーストラリアは放射線に対しても厳しいので、オーストラリア産でしばらくは回避しておきたいと思います。

外部、ホコリ、雨、風などでの被曝が終わらず、まだ福島原発からも毎日250億ベクレル程度の放射性物質が出てきますので、牛肉のように何とか被曝を避けられるものは、日本製を止めましょう。

農家の人も「消費者に安全な食材を提供したい」という意志は固く、政府や中間業者がいい加減なのです。


-----ここまで-----

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