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2011年6月 8日 (水)

とんでもない!!福島県、高放射能データを公表していなかった!!

とんでもない事実が明らかになりました。

東京電力福島第一原子力発電所で最初に水素爆発があった3日後、原発から約50キロ離れた福島市内の雑草から、1キログラム当たり100万ベクレルを超える高い放射能が検出されていたのです。

福島県は政府に連絡したが、公表されたのは、翌日に別の場所で測った6千分の1ほど低いデータだけでした。

福島県は

「意図的に公表しなかったわけではない」

としていますが、その間住民は高放射線に被曝していた可能性もあるわけで、とても許されることではありません。

福島県は3月15〜16日に第一原発から福島市までの国道沿いや、福島市の県原子力センター福島支所など5地点で、雑草や水道水(上水)、雨水を採取し、放射能を測定していました。

その結果、5地点から採った計7つの試料のうち、ヨウ素が10万ベクレルを超えたのは5つもあったとのことです。

川俣町の国道114号と349号の交差点付近の雑草
放射性ヨウ素  1キロ当たり123万ベクレル
放射性セシウム  1キロ当たり10万9千ベクレル

福島市の国道114号付近の雑草
放射性ヨウ素  1キロ当たり119万ベクレル、
放射性セシウム  1キロ当たり16万9千ベクレル

なんと高い数値でしょう。

しかし、福島県が当時公表したのは、同支所の水道水から出た放射性ヨウ素の177ベクレル、放射性セシウムの33ベクレルだけ。

実際は6000倍を超える数値を把握していながら、

何で????

どうして???

住民の健康はどうでもいいの???

疑問符ばかり並んでしまいます。

公表を限定した理由について、福島県は

「数値の高低ではなく、直接体内に入る可能性があるため、上水を優先した。それ以外は政府で発表すると思っていた」

と述べているようです。

放射性物質は空中に漂い地表に降り注ぎます。

呼吸すれば当然体内に取り込まれ、内部被曝を受けますので危険度は同じです。

また、「上水以外は政府が発表すると思っていた。」としていますが、確かに3月16日以降の周辺モニタリング結果は、文部科学省が一括して発表する段取りだったことは間違いないようです

しかし、住民の生命・身体にかかわることですから、速やかに県、政府の両方から発表しても何ら問題ないはずです。

直ちに発表していれば、高放射線が検出された地域を避けるなどして被曝を軽減できたかもしれないことを考えると、住民は、本当に悔しい気持ちで一杯なのではないでしょうか?

今回の福島県の対応、ちょっとまずいんじゃないでしょうか?

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