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2011年5月26日 (木)

今更ですが・・・、3月15日の東京では17.1μSv/hの内部被曝の可能性!!

京都大学原子炉実験所 小出裕章氏の4月29日に行われた講演会の様子がYou Tubeに上がっています。

演題は「悲惨を極める原子力発電所事故」。

何気なく見ていましたが、とんでもない事実がわかりました。

なんと、3月15日の東京では、普段どおりに生活していた人の内部被曝線量は

17.1マイクロシーベルト

もあったというのです。

その部分を書き起こしてみましたのでご覧下さい。

-----ここから-----

そして私は今回、東京の空がどれだけ汚れていたかを知るため、3月15日の11:54分から12:54分までの1時間だけ、フィルターを通して吸引しました。

空気中にどれだけ放射能が漂っているかということを調べようとしたわけです。

その結果がこちら(表2)です。

(表2)    
ヨウ素131 半減期8.0日 850Bq/㎡ 11.2μSv/h
ヨウ素132 半減期3.3日 670Bq/㎡  0.2μSv/h
ヨウ素133 半減期0.9日  94Bq/㎡  0.2μSv/h
テルル132 半減期 3.3日 86Bq/㎡  3.1μSv/h
セシウム134 半減期752日 110Bq/㎡ 1.3μSv/h
セシウム136 半減期13日   23Bq/㎡ 0.1μSv/h
セシウム137 半減期11023日 130Bq/㎡ 1.1μSv/h
合計                          17.1μSv/h

3月15日の東京の空気の中に、1立方mあたり850ベクレルのヨウ素131がありました。

チェルノブイリの事故の後、日本に飛んできたセシウム137は0.03とか0.04だった。

3月15日は130です。

何千倍というような強さのセシウムが東京に飛んできていた。

皆さんは知らないままそれを吸い込んだ。

子どもだって何も知らないまま被曝をしてしまったということになりました。

外部被曝は、通常であれば0.05マイクロシーベルトです。

でもその日は東京は2マイクロシーベルトあった。

つまり通常の40倍ぐらい外部線量が強かった。

この外部線量を与えた放射性物質は空気中を漂うわけですから、その放射性物質を私達は呼吸で取り込むんです。

取り込んでしまえば、取り込んだ放射能から今度は内部被曝を受ける。

私の測定はペーパーフィルターを使用しているため、ヨウ素の大部分はフィルターにくっつかない。

だから一番小さな数字であって、もっともっと大量の内部被曝を皆さんがいたということになります。

つまり、外部線量として日本の政府が流しているものに比べると、10倍も多い内部被曝を皆さんがさせられてしまうということ。

これからもマスコミ等の報道では1時間あたり何マイクロシーベルトです、というようなことがずっと出ると思いますが、そんな時には内部被曝は何倍も多い量をしているんだということを皆さんも覚えておいてほしい。

枝野さんやマスコミが言っている『ただちに影響がない』というのは急性障害がないということ。

これはかなり大量の被曝をしないと症状が表れないというもの。

しかし放射線障害にはもう一つ恐ろしい障害があります。

それは晩発性障害。何年も後になって発生する障害です。」

(略)

「そしてもう一つ重要なことがあります。

放射線の感受性というのは、年齢によって全然違うということです。

20歳ぐらいになれば、ほとんど大人の体になって細胞分裂も活発でなくなっていく。

私達一人ひとりは約60兆個の細胞でできているんだそうですが、そのほとんどは若いうちに細胞分裂を繰り返すことによってできたわけです。

そして細胞分裂というのは遺伝情報を複製するということが根本になっているわけで、その頃に遺伝情報にキズをつけてしまうと、そのキズが細胞分裂で複製されてしまうので、どんどんそれが障害になって拡大してしまうということになる。

だから若いうちに被曝をするということはとても危険だということになります。

ゴフマンさん(アメリカの学者)の評価によると、人間として標準的な放射線の感受性は、約30歳が平均だと言っています。

歳を経るに従ってどんどん放射線に鈍くなっていきます。

でも逆に言えば、若くなれば若くなるほど放射線の感受性は高い。

赤ん坊は平均的な人に比べれば4倍も5倍も放射線の危険が高いということがわかっているのです。」

-----ここまで-----

東京近郊にお住まいのみなさん、今後は極力被曝を避けるようか生活を心掛けましょう。

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