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2011年5月28日 (土)

あわわ・・・福島第一原発、台風対策間に合わず

猛烈な台風2号が北上しています。

東日本大震災の被災地でも29日から30日にかけて大雨の恐れが出てきています。

東京電力は約1カ月前から、福島第一原発において、汚染物質の拡散を防ぐ飛散防止剤を1~4号機の原子炉建屋周辺の敷地で散布してはいますが、水素爆発などで壊れた原子炉建屋はむき出しのままの状態です。

一方、建屋そのものにカバーをかける作業は6月中旬の開始予定となっています。

つまり、今回の猛烈な台風2号には間に合わないことになります。

東電の担当者によれば

「最大限やっているが、建屋のカバーまでは出来上がっていない。風や雨に対する具体的な対策はなく、申し訳ない」

とのこと。

細野豪志首相補佐官も27日の会見で

「万全とは言えない」

と認めています。

気象庁によれば、台風は1年に平均27個発生し、うち3個が上陸しているとのこと。

福島県も過去に大雨、強風により甚大な被害を受けています。

86年の台風10号は、原発近くの浜通りなどで300~400ミリの雨を降らせ、89年の台風13号は福島県を横断し、場所によって400ミリ以上の豪雨になり、十数人が亡くなっています。

台風が福島第1原発を直撃すれば、原子炉建屋の屋根が吹き飛んでいる1、3、4号機は大雨でジャブジャブに。

最悪、放射能汚染水が大量に漏れだし、海にも高濃度汚染水が流れ出すかもしれません。

地震と津波でもろくなった建物の壁も、暴風を受ければ・・・。

考えただけで恐ろしくなります。

素人的に考えても、遮る物がなくなれば台風の強風により、放射性物資は上空高く巻き上げられ、より広範囲に拡散する危険性が高くなります。

東京電力も4月公表の作業工程のリスクで

「放射性物質の放出を抑える建屋のカバーが巨大台風で破損」

と指摘しています。

それなのに、対策は不十分。

神様、どうかお守りください。

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