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2011年5月12日 (木)

上空放射線量 通常の数倍!!

福島大学は、気球を使った観測を行った結果を公表しました。

同大は4月15〜29日、観測装置を取り付けた気球を毎日上空25キロまで打ち上げ、約5メートルごとに大気中の放射線量を測定しました。

それによれば、ベータ線の数値が上空約6キロから上昇し、8.2キロがピークとなって506cpm(カウント毎分)を記録したとのことです。

通常は80cpm程度とみられていますので、6倍強の値が出ています。

また、上空2キロ付近では、100cpm前後のベータ線や別の放射線のガンマ線が観測されました。

研究チームの渡辺明福島大副学長(気象学)は

「爆発事故で舞い上がった放射性物質が上り続け、対流圏よりも温度が高く空気が軽い成層圏には入れずにとどまっていると考えられる。上空2キロ付近は風の通り道で、現在も原発から放射性物質が放出されている証拠」

と分析しています。

放射性物質が雨に含まれて地上に落下する可能性はありますが、

「万一、口に入ったとしても健康に問題はない」

としています。

一帯は、大気の下層の対流圏と、より上層の成層圏の境界付近に当たり、原発から放出された放射性物質が、地球を何周も回って広がった可能性があるという。

参考までに、国の基準によれば、人が全身除染を必要とするのは10万cpm以上とのことです。

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