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2011年5月 7日 (土)

文部科学省及び米国DOEによる航空機モニタリングの結果

5月6日の国と東京電力の事故対策統合本部の合同記者会見。

首相の浜岡原発停止要請で新聞紙面上はあまり話題になっていないようですが、この会見は、実はとんでもない資料が発表されていました。

この会見で発表されたのは

「文部科学省及び米国DOEによる航空機モニタリングの結果」

です。

この調査結果が正しければ、

チェルノブイリの強制移住地域をはるかに越える量の放射性物資が蓄積している地域に今も人が住み続けている

ことになります。

そのデータが公表されている文部科学省のサイトはこちら


NHKの解説委員である石川一洋氏が上記データの単位について確認した後、

「この数字は驚くべきもの。僕は本当に驚いている。」

と繰り返しました。

石川氏はチェルノブイリやセミパラチンスクなどを取材してきた経験がある方。

その方が驚いているんだから、本当に信じられないくらいの数値なのは間違いないでしょう。

そぼ資料にある最も濃度が高い赤い部分は、セシウム濃度が300万ベクレル/平方メートルを超えているエリアです。

原子力安全委員会によれば、

「チェルノブイリは、半径30kmで、148万〜370万ベクレル/平方メートルがもっとも高いレンジだった。」

と言っていますので、今回の資料によればそれを上回る結果が示されていることになります。

そして半径30km圏外にも広がっており、そこにはまだ、大勢の人が住んでいます。

さらに京都大学の今中哲二助教によれば、チェルノブイリで強制移住地域に指定された場所の濃度は

旧ソ連:148万ベクレル/平方メートル
ベラルーシ:55万5000ベクレル/平方メートル

だったので、現在日本で観測された数値は2〜6倍超ということになります。

福島原発は今もなお放射性物質を吐き続けています。

本当に、本当にこのままでよいのでしょうか?

集団疎開も含めて、早急に検討すべきではないでしょうか?

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