« 放射線量について(5/23 5時過ぎ時点) | トップページ | 放射線量について(5/23 12時過ぎ時点) »

2011年5月23日 (月)

東京都江東区亀戸で高濃度の放射性セシウム

4月10〜20日にかけて東京都の4地点などの土壌サンプルを採取し検査した結果、亀戸のある地点で採取した土壌から放射性セシウムが1キロあたり3,201ベクレル検出されました。

調査を実施したのは、近畿大学環境解析学の山崎秀夫教授ら。

地表から1センチの濃度の高い部分を土壌サンプルとして調査したもので、亀戸げ検出された濃度は、福島市の9分の1程度ですが、福島原発に近い茨城県神栖市では455ベクレル/kg、千葉市では358ベクレル/kgですので、それらの数値よりは7倍〜9倍程度高い数値を検出しています。

山崎教授にこの調査結果について、

「ビル風など気流の関係や地形が影響し、放射性物質が空気中で均一に飛散していないからだとみています。
おそらく放射性物質の濃度の高い雲のようなかたまりが飛んでいる可能性があり、そのかたまりの飛来した地点の数値が高くなります。
軽井沢でも1,500ベクレルと高い数値が出ました。
どんな風が吹いていたか、運によるところはある。
また今回の調査は、各地点2カ所で測っているのですが、江東区亀戸の場合、ある地点では3,201ベクレルでしたが、そこから300メートル南に離れた地点では1,300ベクレルでした。
近い場所でも濃度が違うということは、細かくサンプルを採らないと状況がわからないということでもあり、怖い。
きめ細かく測ると、もっと濃い地点はあると思います」

東京都は原発事故発生後、土壌の分析はしていません。

このような高い数値が検出された地点がある以上、きめ細かい土壌調査が必要なのではないでしょうか?

少なくとも、私のように子育てしている親は、情報の少なさにどう対応していいのかわからない状態です。

これから運動会やプール、遠足なども始まってきます。

子どもを守るために、安心できる情報がない以上、各種行事を欠席させようと考えている親御さんもいると聞いています。

一方で、放射線が人間の五感では捉えられないことなどから、時の経過に伴い感覚が麻痺してきて、

「そんなに気にしなくても良いのでは・・・」

「あまり気にしすぎても、子どもの精神的にもよくないから・・・」

「まわりの人もそんなに注意している様子ないし・・・」

という考え方に変わってきている親御さんも多くなっていると感じます。

放射性物質のセシウムは半減期が30年。

プルトニウム239は2.4万年、ウラン234は24万年、ウラン235は7億年、ウラン238は44.7憶年です。

安易に考えるのは非常に危険だと思います。

まずは関東圏の地方公共団体は、是非、早急に、きめ細かい土壌調査を実施していただき、住民への周知実施していただきたいと思います。

正しい情報のもとで各人が判断できる環境を整えていただきたいのです。

都内でも3,201ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されている状況は、住民の福祉の増進を図ることを基本としている地方自治法の精神を鑑みれば、土壌調査を進めその対策を実施すること、住民の安全を守ることは当然行うべきものだと思います。

実施しないということは行政の不作為であり、個人で行うにはあまりにも費用がかかりすぎること、低放射線障害は晩発性であること、子どもの放射性に対する感受性は大人よりも格段に大きく影響を受けやすいこと、等を考えれば、結果的には、行政が子どもの将来を奪うことに他ならない、と私は思います。

|

« 放射線量について(5/23 5時過ぎ時点) | トップページ | 放射線量について(5/23 12時過ぎ時点) »

ニュース」カテゴリの記事

原発・放射能」カテゴリの記事