« 放射線量について(5/24 17時過ぎ時点) | トップページ | 放射線量について(5/25 5:30過ぎ時点) »

2011年5月24日 (火)

これからの季節は風向きに注意

震災後、春にかけての風向きは北西から吹くことが多く、内陸側から原発上空を通過して海へ流れていきました。

しかし、梅雨の時期なると風向きが変わり、北東から吹くことが多くなります。

つまり、原発周辺を通る風は関東地方に向かってきます。

この風は上空1000m以下の低い風なので、大半は神奈川県、静岡県にまたがる箱根山でとどまるとみられています。

梅雨の時期は、”雨の降り始め”と”乾いてから”が危ないそうです。

雨が降ると、空気中に漂っている放射性物質がいっぺんに落ちてきます。

晴れて乾燥した日が続くと風に吹き上げられ、また空気中に舞い上がります。

そしてまた雨が降ると・・・

長い間、これが繰り返されます。

梅雨が明ければ、夏。

夏になると、南や南西からの風が吹くようになります。

そうすると、原発周辺を通る風は宮城県を通過する形で、東北地方に向かうことになります。

さらに、夏の東日本太平洋岸は「やませ」とよばれる風も吹きます。

これは原発側から内陸側に向かう風です。

福島県、栃木県に向かって吹くようになります。

これからは台風も心配です。

原発周辺には放射性物質で汚染された地表の土砂や高濃度に汚染された瓦礫が散らばっています。

拡散防止のため、合成樹脂製の飛散防止剤を6月末までに散布予定ですが、台風の暴風雨にどれだけ堪えられるのかはわかりません。

台風は進行方向の右側で風による被害が大きくなりますので、台風の進路によって飛散状況も変わってきます。

福島第一原発はまだ安定していません。

これからの季節は気象情報に注意をしながら、念のため、いつでも避難できる用意をするなどの準備をしておいたほうがよさそうです。

|

« 放射線量について(5/24 17時過ぎ時点) | トップページ | 放射線量について(5/25 5:30過ぎ時点) »

ニュース」カテゴリの記事

原発・放射能」カテゴリの記事