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2011年5月25日 (水)

福島の土壌汚染—一部、チェルノブイリ居住禁止区域と同レベル—

福島第1原発事故で、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)で居住禁止となった区域と同レベルの土壌汚染が、福島県内で約600平方キロにわたり広がっているとの推計値を24日の内閣府原子力委員会で報告がありました。

土壌汚染を推計したのは、原子力発電環境整備機構(NUMO)の河田東海夫(とみお)フェロー。

事故から2カ月間に文部科学省などが調べた空間放射線量や土壌モニタリング調査を参考に、原発周辺の土壌に含まれる放射性セシウム量を推計(地表から5センチメートルの深さを基準)したものです。

チェルノブイリ原発事故では、1平方メートル当たり148万ベクレル以上の土壌汚染地域、約3100平方キロを居住禁止、1平方メートル当たり55万〜148万ベクレルの地域、約7200平方キロを農業禁止としています。

河田氏の推計によれば、1平方メートル当たり148万ベクレル以上の地域は、原発に近い福島県の飯舘村や浪江町の一部を含めた、東京23区の面積に相当する約600平方キロ、1平方メートル当たり55万〜148万ベクレルの地域は約700平方キロあり、それぞれ複数の自治体にまたがっています。

河田フェローは

「土壌のセシウムは6〜9割が土と強く結合している。再び人が住めるようにするには、表土と下の層を入れ替えたり、剥離するなどで低減を目指すことが重要」

「広域な汚染マップを作るとともに、住民が戻るための大規模な土壌修復計画が必要だ」

と話しています。

原子力委員会の資料はこちら

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