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2011年5月12日 (木)

福島第一原発の1号機 水がたまっていなかった!!

福島第一原発1号機では、地震や事故により、計測器が故障しており、圧力容器内にどれだけ水がたまっているのかわからない状態が続いていました。

1号機では、原子炉圧力容器を覆う格納容器ごと水で満たす「水冠」作業に取りかかっていますが、その原子炉を安定的に冷やすシステムの構築には、その前提として、燃料がきちんと冠水しているか、継続的に確かめる必要があります。

そこで東京電力は、5月10日に圧力容器の水位計の修理を実施、11日には原子炉格納容器の圧力計の修理を行いました。

修理後、圧力容器内の水位を確認したところ、驚くべき事実が判明しました。

1号機ではこれまで高さ4メートルの燃料棒が半分以上、水に浸かっている位置を示していましたが、実際は、圧力容器やその外側の格納容器に、

ほとんど水がたまっていない

というのです。

これは格納容器から水が漏れている可能性が非常に大きいことを意味しています。

また、燃料棒がむき出しになり、空だき状態になると水素爆発の危険が高まります。

よくぞ今まで持ちこたえてくれていたものです。

発表によれば、原子炉の状態が安定していることから、燃料が溶けて圧力容器の底にたまり、かろうじて水で冷やされている可能性もあるということです。

この状態では、当初の「格納容器に水をためる」という冷却方法そのものを大幅に見直す必要が出てきそうです。

ただ、1号機の原子炉建屋内では、これまでの値を大きく上回る

1時間あたり1000ミリシーベルトを超える

放射線量が測定されており、一段と厳しい環境下での作業となり困難を極めるでしょう。

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