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2011年5月25日 (水)

さらに7万人の避難が必要ー仏IRSNが福島原発事故の評価を更新

5月23日、ランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は福島第1原子力発電所の事故に関する評価を更新しました。

日本の公式発表および米軍による上空からの測定に基づいた評価の更新です。

その内容は、立ち入りが禁止されている原発から半径20キロ以内の警戒区域外にも放射線レベルの高い地域があるため、この地域の住民約7万人も避難すべきとしています。

福島原発の北西にあたる、住民がすでに避難した警戒区域より原発から離れた地域に、放射能レベルが1平方メートルあたり数百から数千ベクレル、さらに数百万ベクレルに達する場所があったようです。

IRSNによると「警戒区域外では最も汚染が激しい」この地域には14歳以下の子ども9500人を含む約7万人が暮らしています。

ここに住み続ければ福島原発事故発生からの1年間で、フランスで原子力事故時の公衆の安全基準となっている年間10ミリシーベルトを超えてしまうとのこと。

IRSN環境部門のトップ、ディディエ・シャンピオン氏は、年間10ミリシーベルトというのは予防的な数字で、それだけで危険な量ではないが、食物や飲料水の摂取による内部被曝は含まれていないと説明しています。

またIRSNが避難すべきだとした7万人のうち2万6000人以上は、事故後最初の1年間の被曝量が16ミリシーベルトを超える可能性があるとしています。

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