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2011年5月26日 (木)

大人が強いる子供達の被曝 -中部大学 武田教授-

本日は、武田教授のブログの記事をもう一つ紹介させていただきます。

現在、国が示している放射線量の暫定基準値等を足し合わせるとそうなるかを推計されております。

長文ではありますが、子を持つ親にとっては知っておかなければならないことだと思いますので、今回も全文引用させていただきます。

-----ここから-----

[たて割無責任社会:大人が強いる子供達の被曝]

なんでも「縦割り社会」になって、「自分のところだけOKなら」という時代になりました。

もう一つ、昔は貧乏でも、子供の健康や夢を大切にした時代でしたが、今はお年寄りまで「子供より自分」の時代になりました。

その被害を今の子供達が受けています。

文部大臣(正しくは文科省の大臣)が言っている「1年20ミリ」、生協が提供している食材、水道局の事故後の基準、そして運動場での内部被曝で、子供達は、

「規制値以下なら安全」

という名の下に、どのぐらいの被曝を受ける事になるのでしょうか?

・・・・・・・・・

文部大臣からの被曝

(3.8マイクロシーベルト(毎時)×8(時間)+0.4(家の中)×3.8×16(時間))×365/1000=20ミリシーベルト

・・・

生協の食材からの被曝

(特に断らない限り、キログラムかリットルあたり)

お米  規制値 500ベクレル、 野菜  規制値 300ベクレルだから、約400ベクレル(ヨウ素)

1日に食べる量 1.4キロ

(ベクレル)×(とる量)×0.0073=年間被曝(ミリシーベルト)

実際には、セシウム、ストロンチウム(測定されていない)、プルトニウム(測定されていない)などが入るので、2倍にして、

4ミリシーベルト×2=8ミリ

・・・

水道局

事故後の新基準 300ベクレル

1日に飲んだり歯磨きしたりする量 2キロ

4.4ミリシーベルト×2=8.8ミリ

・・・

体内被曝計算

グラウンドで遊んだり、帰ってから外で遊ぶ時の被曝(文科省は子供が学校から帰ったら、家の中から一歩も出ないとしている)は、かなり高いが、これを校庭における外部被曝と同じとして、

3.8×8×365/1000=11.1ミリ

(内部被曝を重視する学者の先生から見ると、この計算は甘いと言われそうですが、内部被曝を軽く見る人もいるので、一応、これで進みます。)

・・・

合計すると、

20+8+8.8+11.1=47.9ミリシーベルト

これが今、日本の大人が子供にしていることです。

法律では、1年1ミリシーベルト(一般人)、放射線作業者の上限1年20ミリシーベルト(実際の平均値は0.7ミリシーベルト)です。

これに対して、1年約50ミリシーベルトを「安全」と言って、学校を開いたり、食材を売ったりしています。

生協は子供にこれだけの被曝をさせて生産者を保護しないと「いたたまれない気持ち」になるらしいのですが、私は生産者を保護するために子供に被曝させる方が「いたたまれない気持ち」になります。

-----ここまで-----

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