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2011年4月13日 (水)

チェルノブイリ級ではない—仏放射線防護原子力安全研究所—

4月12日、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)のグルメロン放射線防護局長が記者会見で述べたことです。

福島第1原発事故は、国際評価尺度(INES)の暫定評価で最悪の「レベル7」とされましたが、同局長は

「現時点で福島事故は極めて重大だが、チェルノブイリ級ではなく、将来そうなることもない」

と指摘しました。

つまり、同じ「レベル7」のチェルノブイリ原発事故規模の被害が出ることは現段階ではありえないとの見方を示したものです。

その理由は、福島事故で深刻な放射性物質の放出が起きたのは3月12日から21日の間で、放出量はチェルノブイリ事故の10分の1にとどまっている点が「根本的に違う」とのことのようです。

同局長は、放射性物質の広がりについて、風向きや気象の影響で福島原発周辺の限られた地域にとどまっているとも指摘し、欧州への影響は

「チェルノブイリ事故と比べれば、無に等しい」

と述べたようです。

今後については放射性物質に汚染された土壌の改善などが課題になってくるだろうと指摘しています。

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