« 放射線量について(3/26 13時過ぎ時点) | トップページ | 放射線量について(3/26 17時頃時点) »

2011年3月26日 (土)

東京都の水道水の水系、放射性ヨウ素への活性炭の効果

以前、このブログでも東京都の浄水場から放射線が検出された記事を紹介しました。

その時、なぜ全ての浄水場を調べないのか疑問に思っていました。

それについて、東京都水道局のホームページにQ&Aとして出ていましたのでここで引用紹介します。

Q なぜ、金町浄水場、朝霞浄水場、小作浄水場だけ分析しているのか?

5 東京都水道局の水源は、主に利根川、荒川、多摩川水系があります。これらの浄水場は、利根川水系の代表として金町浄水場、荒川水系の代表地点として朝霞浄水場、多摩川水系の代表として小作浄水場で測定をしています。

また、以下のようなQ&Aがありましたの紹介します。

Q 水源地や河川に雨が降っても問題ないか。
A 雨が降った場合には、放射性物質の粒子が雨水とともに降下し、河川などに流入する可能性がありますので、水道局では、浄水薬品の注入量を増やしたり、粉末活性炭注入を徹底して、浄水処理を強化しています。

放射性ヨウ素に限っていえば、活性炭が有効なようです。

原子力発電所の排水システムには活性炭が、空調システムには活性炭フィルターが使われていることから、放射性物質(放射性ヨウ素)には、活性炭が有効ということが分かります。

確か、活性炭にはたくさんの微細な穴が開いて、その表面積は活性炭1gあたり500~2000㎡もあるので、そこに放射性物質(放射性ヨウ素)を閉じ込めるのでしょう。

厚生労働省の資料でも下記の記述がありますので紹介します。

福島第一・第二原子力発電所の事故に伴う水道の対応について

(原文から抜粋引用)。
[浄水処理によるヨウ素I131の除去に関する知見]
放射性物質の浄水処理については、知見の数が少ないものの、活性炭処理による除去効果を示す知見が存在する。

・アルミニウムを凝集剤として用い、活性炭(5~15 ppm)を添加した場合、凝集沈殿による131Iの除去率は、約6~7割除去できる知見が報告されている。

・粉末活性炭による131Iの除去実験では、原水への添加の場合、活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、除去率はそれぞれ74%、100%、100%。同様の実験をろ過水に添加した場合、活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、131Iの除去率はそれぞれろ過水の濃度からみて22%、39%、47%であった。

|

« 放射線量について(3/26 13時過ぎ時点) | トップページ | 放射線量について(3/26 17時頃時点) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事