« 放射線量について(3/28 17時過ぎ時点) | トップページ | プルトニウムの毒性 »

2011年3月29日 (火)

恐れていたことが•••プルトニウム検出‼

昨日(28日)、東京電力は福島第1原子力発電所の敷地内の土壌5カ所全てでプルトニウムを検出したと発表しました。

このうち2カ所は

「原子炉から外部に漏れた可能性」

が高いようです。

検出されたのはごく微量としていますが、原子炉内の燃料棒に深刻な損傷が生じた結果と考えられます。

検出されたプルトニウムは238、239、240の3種類の同位体です。

3月21、22日に敷地内の5カ所で土壌数百グラムを採取し、外部機関に分析を依頼しました。

プルトニウム239と240を土壌1キログラムあたり最大で約1.2ベクレル検出、このうち1〜2号機から西北西500メートルにあるグラウンド付近と固体廃棄物貯蔵庫前の2カ所で238を最大0.54ベクレル程度検出したそうです。

今回はプルトニウム239、240に比べて、原子炉の中で生成する238の割合が高いとのことです。

記者会見した東電の武藤栄副社長は

「通常の環境土壌中の濃度レベルで、人体に問題になるものではない」

「プルトニウム238は今回の事故に起因すると思われる」

と述べています。

一方、経済産業省原子力安全・保安院は29日未明の記者会見で

「一定の燃料に損傷があることを示している」

「(核物質を閉じ込める圧力容器や格納容器など)5重の壁を守れなかった。非常に憂うべき事態だ」

との認識を示しました。

3号機原子炉内の燃料の一部にはウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使っており、これが溶け出すなどしてプルトニウムが検出された可能性や、プルトニウムは使用済み核燃料にも含まれるため、過熱したプールから水蒸気などとともに放出されるケースも考えられるとのことです。

|

« 放射線量について(3/28 17時過ぎ時点) | トップページ | プルトニウムの毒性 »

ニュース」カテゴリの記事