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2011年3月10日 (木)

マンション管理組合の監事には議決権ある?

監事が理事会に参加した場合、監事は審議事項の賛否に加わる事はできるのでしょうか?

標準管理規約41条3項には

「監事は、理事会に出席して意見を述べることができる。」

とされています。

この

「意見を述べることができる」

とは、

「(参考)意見として発言すること」

はできても、

「審議事項の賛否に加わることはできない」

という意味です。

監事は、理事会を構成する者ではないので、理事会での決議には参加できません。

例えば、理事4名(理事長1名、副理事長1名、理事2名)、監事1名の管理組合の場合で理事長から、

「この議案に賛成の方は挙手をお願いします」

と賛否を問われた場合、理事長、副理事長と監事の計3名が挙手をし、その他の理事2名が手を上げなかったします。

その場合に

「3対2の過半数で承認します」

というのは間違いです。

監事は意見陳述権のみで議決権がないので、理事の議決権は

「2対2」=50%なので過半数の要件を満たしていません。

よって、

「2対2で過半数に満たないため否決とします」

が正解となります。

今までの話は「理事会」における監事の議決権の話です。

管理組合総会における議決権は、監事であっても区分所有者には変わりありませんので、他の区分所有者同様議決権があります。

お間違えなく。

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