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2011年2月24日 (木)

マンション管理組合-監事の仕事は楽でない(その8)-

少し時間がたってしまいましたが、前回までは、新役員が決まった通常総会後、初めての理事会の流れを私の経験から紹介させていただきました。

今回からは、私が監事としてチェックしていたポイントを、実際の体験を織り交ぜながら紹介したいと思います。

先ずチェックしなければならないと考えた事は、

「理事会の成立要件の確認」

です。

つまり、理事会の定足数が満たされたなかで議事が進められているかを確認する訳です。

理事会が有効に成立していなければ、議事を進められませんし、仮に進めたとしても決議ができないわけですから意味がありません。

ですから、通常、理事会の開催冒頭で理事の出欠を確認し、

「本日の出席は○名。理事総数□名の半数△名を超えていますので、本会は有効に成立していることを確認します。」

などと理事長が宣言する場合が多いと思います。

では「理事会の定足数」を調べてみましょう。

実は、建物の区分所有等に関する法律(以下「区分所有法」といいます。)には「理事会の定足数」について何ら規定をおいていません。

区分所有法に規定がなければ標準管理規約(国土交通省によって、管理組合が、各マンションの実態に応じて、管理規約を制定、変更する際の参考として作成されたもの。正式には「中高層共同住宅標準管理規約」という。)を見てみます。

標準管理規約(単棟型)第53条には

「理事会の会議は、理事の半数以上が出席しなければ開くことができず、その議事は出席理事の過半数で決する。」

と規定されています。

私のマンションの管理規約は標準管理規約とほとんど同じ規定ですが、みなさんのマンションはどうでしょうか?

この規定は、一見するかぎり特に問題となるようなことがないように思えますが、実は理事会の運営上ではいくつか整理しておかなければならないことがあります。

理事会の会議は

「理事の半数以上」

が出席しなければ成立しません。

つまり、理事会の定足数は

「理事の半数以上」

ということです。

実は、私のマンションの理事会は女性の出席者が大変多かったのですが、理事の一人が

「配偶者の出席は認められるのですか?私もできればそうしたのですが・・・」

と質問したことからこの定足数の議論が始まりました。

何気のない一理事の発言だったのですが、これが結構奥深い問題だったのです。

配偶者の代理出席を考えるに当たっては

「理事とは何ぞや」

を考える必要があります。

ここからの説明はかなり長くなりますので、次回以降に譲りたいと思います。

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