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2011年2月21日 (月)

監事によるマンション管理組合の臨時総会開催

総会は原則理事長が招集することになっていますが、例外が二つあります。

一つは、区分所有者及び議決権総数の5分の1以上の同意を得て、総会の招集を理事長に、会議の目的たる事項を示して請求し、理事長が定められた期間内に総会招集通知を発しない場合は、請求をした区分所有者が臨時総会を招集することができます。

もう一つは、管理組合の業務の執行及び財産の状況について不正があると認めるときに、監事が臨時総会を招集することができます。

標準管理規約では、管理組合の業務の執行や財産の状況について監事は、

「不正があると認めるときは、臨時総会を開催することができる」

と定められており、

「開催しなければならない」

ことにはなっていません。

これは、区分所有法50条3項の規定が管理組合法人を対象にしたものなので、法人格を持たない管理組合に対しては

「開催を義務づけることはできなが、開催することが望まれる」

という考えをとったのではないかとされています。

いずれにせよ、例外における総会開催は、あまり考えたくありませんよね。

だって、理事会とその他区分所有者との関係がうまくいっていない表れですから・・・

管理組合運営が良い方向に進むためには、やむを得ない手段かもしれませんが、これが原因で管理組合の中で軋轢が生じ、人間関係が悪化するリスクがあることを忘れてはいけないと思います。

役員を選任するのは総会で、理事会は組合員が決めた組織です。

区分所有者の皆さんで選んだ役員ですから、まずは、理事会が孤立しないように、一人ひとりがマンションの執行機関である理事会活動を盛り立てるよう協力する姿勢が大切なのではないでしょうか。

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