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2011年2月

2011年2月28日 (月)

マンション管理組合-監事の仕事は楽でない(その9)-

前回は、「理事とは何ぞや」という問題提起をさせて頂きました。

今回はその”理事”について考えてみましょう。

区分所有法は、区分所有権を有している者を「区分所有者」としています。

そして、区分所有法第3条で、

「区分所有者は、全員で、建物並びにその敷地および附属施設の管理を行うための団体を構成し、この法律の定めるところにより、集会を開き、規約を定め、及び管理者を置くことができる。」

と規定しています。

また、区分所有法25条1項は、

「区分所有者は、規約に別段の定めがない限り集会の決議によつて、管理者を選任し、又は解任することができる。」

としています(管理組合法人の場合は別の規定で「理事」と「監事」の選任が必須となっていますが、ここでは混乱してしまうかもしれませんので触れないこととします。)。

マンションの共用部分、敷地、附属施設の管理は、”区分所有者全員”が”共同”で行うことを原則として、その”管理等行う団体(=管理組合)”を定めていますが、これは、マンションを購入した区分所有者はすべてこの団体(管理組合)に入ることになり、勝手に入会を拒否したり、退会したり、また第2組合を作ってはならないと解されています。

しかし、一々全員共同で管理等を行うことは面倒であり、また、現実的でもありません。

したがって、区分所有法では25条1項において、管理業務を常時行う者を「管理者」として選任することができると規定しているのです。

「管理者」とは通常「理事長」がなっている場合が多いと思いますが、管理組合の理事長が当然マンションを代表する管理者となるのではありません。

管理者には、例えば一人の代理人が選ばれてすべてを委託される場合や、分譲業者または管理会社等がなっている場合などもあります。

そのため、管理規約において、

「管理組合の理事長を管理者とする。」

等の規定を記載しないと理事長が管理者とはなりません。

さらに、区分所有法では、あくまでも「できる」と規定していますので、管理者をおくかどうかは任意となっていることにも留意が必要です。

では、「管理者」には何か資格が必要なのでしょうか?

区分所有法では管理者の資格については何ら規定をおいていません。

ということは、管理者は区分所有者でなくても、また、自然人でなくても法人でも構いません。

あくまで、区分所有法上の話ですが・・・。

ここで、また、標準管理規約(単棟型)を見てみましょう。

第6条

「区分所有者は、第1条に定める目的を達成するため、区分所有者全員をもって○○マンション管理組合(以下「管理組合」という。)を構成する。」

第30条

「組合員の資格は、区分所有者となったときに取得し、区分所有者でなくなったときに喪失する。」

35条2項

「理事及び監事は、○○マンションに現に居住する組合員のうちから、総会で選任する。」

35条3項

「理事長、副理事長及び会計担当理事は、理事の互選により選任する。」

38条2項

「理事長は、区分所有法に定める管理者とする。」

私のマンションの管理規約にも同様の規定がありますが、皆さんのマンションではどうでしょうか?

区分所有法には管理者の資格は定められていませんでしたが、管理規約において標準管理規約(単棟型)のように規定されているならば、

理事及び監事には「区分所有者」しかなれない

ことになります。

例えば、区分所有者の配偶者(当該住戸の共有持分を有していない)は、規約に違反することになるため管理組合の理事にはなれません。

したがって、持分を有しいていない配偶者は、自らが理事として理事会には出席できないということです。

では、理事の代理人という立場で理事会に出席できるのでしょうか?

区分所有法及び標準管理規約には、理事会における委任の規定がありません。

したがって、区分所有者本人のみしか出席者として認められず、配偶者を含む代理人の出席や書面通知(欠席による他の役員への委任状)は定数に数えることはできないということになります。

ですから、出席人数は揃っているのですが、

「定足数み満たないので流会」

なんてこともあるわけです。

仮に、定足数に満たない事を知らずに議決してしまった場合はどうなるのでしょうか?

それは、その意思表示については有効要件を満たさないために、最初から確定的に効果を生じない、つまり「無効」となります。

これは悲しいことです。

私のマンションでもいろいろ検討しました。

その結果、管理規約に理事会への代理出席を可能とする改正を行うとともに、その代理人について

「代理人は、配偶者等その組合員と同居する者」

「委任状の提出義務」

という制限、条件をあわせて規定しました。

つまり、先に出していた例で説明すると、区分所有権のない配偶者が出て来られる場合には、理事であるご本人の書いた委任状を持参していただくことで理事の代わりに理事会に出席し議事を決することができるわけです。

これで、仕事の都合などで理事会に出席できない理事も規約の範囲内で堂々と代理を立てることができます。

問題は「配偶者等その組合員と同居する者」も出席できない場合の取扱いです。

これについては次回に。

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2011年2月25日 (金)

トヨタ また239万台リコール‼

米運輸省の安全宣言が出されたばかりのトヨタですが、またまた大規模なリコールに踏み切りました。

フロアマット絡みの不具合の車種追加のほか、新たにアクセルペダル横の樹脂パッドがペダルに引っかかる可能性のある不具合についても新たにリコール対象としました。

アクセルペダルの修理や運転席側の一部部品の交換などを実施します。

日本は対象外ですが、アメリカは217万台が対象となり、全世界では239万台にもなるようです。

上向きかけた販売に影響を及ぼすことにならなければいいのですが、”品質のトヨタ””壊れにくいトヨタ”として浸透してきたブランドイメージに全く傷が残らないといえば嘘になるでしょう。

対象車種は、フロアマット絡みの不具合では「4ランナー」(日本名ハイラックスサーフ)、「レクサスLX570」、「RAV4」の3車種計149万7000台。

フロアマット絡みの不具合は、昨年1月から合せると700万台にも達します。

また、アクセルペダルとパッドの不具合では、「レクサスGS」、「レクサスRX」と「ハイランダー」計88万9000台が対象となっています。

さらに、本年1月には燃料漏れのおそれがあるとして170万台のリコールを発表したばかりです。

トヨタは昨年の大規模リコール以来、品質管理体制を強化してきています。

その結果リコールの台数が増加する傾向にあるのは仕方ありませんが、リコールを早期に公表することで安心感を高めたいのはわかりますが、こう頻繁にリコールされては消費者には不安が残ります。

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2011年2月24日 (木)

マンション管理組合-監事の仕事は楽でない(その8)-

少し時間がたってしまいましたが、前回までは、新役員が決まった通常総会後、初めての理事会の流れを私の経験から紹介させていただきました。

今回からは、私が監事としてチェックしていたポイントを、実際の体験を織り交ぜながら紹介したいと思います。

先ずチェックしなければならないと考えた事は、

「理事会の成立要件の確認」

です。

つまり、理事会の定足数が満たされたなかで議事が進められているかを確認する訳です。

理事会が有効に成立していなければ、議事を進められませんし、仮に進めたとしても決議ができないわけですから意味がありません。

ですから、通常、理事会の開催冒頭で理事の出欠を確認し、

「本日の出席は○名。理事総数□名の半数△名を超えていますので、本会は有効に成立していることを確認します。」

などと理事長が宣言する場合が多いと思います。

では「理事会の定足数」を調べてみましょう。

実は、建物の区分所有等に関する法律(以下「区分所有法」といいます。)には「理事会の定足数」について何ら規定をおいていません。

区分所有法に規定がなければ標準管理規約(国土交通省によって、管理組合が、各マンションの実態に応じて、管理規約を制定、変更する際の参考として作成されたもの。正式には「中高層共同住宅標準管理規約」という。)を見てみます。

標準管理規約(単棟型)第53条には

「理事会の会議は、理事の半数以上が出席しなければ開くことができず、その議事は出席理事の過半数で決する。」

と規定されています。

私のマンションの管理規約は標準管理規約とほとんど同じ規定ですが、みなさんのマンションはどうでしょうか?

この規定は、一見するかぎり特に問題となるようなことがないように思えますが、実は理事会の運営上ではいくつか整理しておかなければならないことがあります。

理事会の会議は

「理事の半数以上」

が出席しなければ成立しません。

つまり、理事会の定足数は

「理事の半数以上」

ということです。

実は、私のマンションの理事会は女性の出席者が大変多かったのですが、理事の一人が

「配偶者の出席は認められるのですか?私もできればそうしたのですが・・・」

と質問したことからこの定足数の議論が始まりました。

何気のない一理事の発言だったのですが、これが結構奥深い問題だったのです。

配偶者の代理出席を考えるに当たっては

「理事とは何ぞや」

を考える必要があります。

ここからの説明はかなり長くなりますので、次回以降に譲りたいと思います。

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2011年2月23日 (水)

介護貧困(その2)

前回からの続きです。

介護家庭の厳しい家計事情については、統計の結果にもあらわれています。

厚生労働省によれば、2000年以降「要介護状態」を理由に「生活保護」を受ける高齢者世帯の割合は、たったの8年間でほぼ倍増しているとのことです。

一方、社会保障制度を見てみると、2007年時点で75歳以上の高齢者の割合は全人口の9.9%ですが、これが2030年には19.7%と、

実に国民の5人に1人が75歳以上になる

と推計されています。

また、75歳以上の要介護認定率(要支援を含む)は29.8%で、65~74歳の約6倍となっています(国立社会保障・人口問題研究所調べ)。

このように要介護者の急激な増加で、介護保険の給付額は急増し、日本の社会保障制度はパンク寸前とのことです。

さらに老後の生活を不安にさせるような事態が発生しています。

特別養護老人ホーム(特養)に長蛇の列ができているのです。

厚生労働省の調査によれば、2009年12月時点の入所希望者は42万人もいるそうです。

希望しても入所できない人が42万人

もいるのです。

このような事態に対応するため、厚生労働省は2009~2011年度までの3年間で、全国に特養などの介護保険施設を16万人分整備するという目標を掲げています。

しかし、2010年度までの2年間で確保されたのは、たったの半分の8万7000人分にとどまっています。

先ほど紹介した統計から、要介護人口が急増するのが目に見えて明らかですが、その対応が遅々として進んでいませんので、今後は、現在よりも深刻な状況になる可能性が非常に高いといえます。

厚生労働省は、24時間訪問介護等の導入など在宅介護のサービス拡充を検討しているようです。

在宅介護が増えれば、施設を増設する必要が少なくなり、その分、公費負担が減るという思惑が透けて見えます。

24時間訪問介護が導入されても、四六時中ヘルパーが自宅にいてくれることにはならないでしょう。

私がもし介護状態になったら、家族に肉体的・精神的負担をかけることが一番辛いと思います。

家族に肉体的・精神的負担をかけるくらいなら介護施設を希望したいのですが、今まで紹介したような施設不足や経済的負担が解決されないと難しいかもしれません。

子どもには負担はかけたくありませんし、退職金や年金収入だけではどのくらい賄えるかわかりません。

自らも少しずつ準備を始めないといけないと思いますが、今後、社会保障制度をさらに充実させ、休業補償や経済的負担の軽減を拡大していただけると、ずっと気分が楽になり老後にも希望が持てそうな気がします。

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2011年2月22日 (火)

介護貧困(その1)

「介護貧困」

この言葉をはじめて聞いた時、なんとも嫌な気分になってしまいました。

人間は皆老いていくのに、その老後について安心していられず、もしかすると家族を巻き込んだ暗い未来なのかもしれないのです。

私の周囲でも、両親等の介護で毎月多額の出費を余儀なくされている方も一人や二人ではありません。

生涯、介護を必要とせず過ごせるならこれほど幸せなことはないと思いますが、いくら健康に気をつけてもこればかりはわかりません。

このような不安を抱いているのはどうやら私だけでないようです。

実際、家計の維持と家族の介護の両立に悩む、40~50歳の働き盛りの男性が急増しているようなのです。

その背景には、夫婦共働き、夫婦共に一人っ子、独身世帯の急増などの家族構成や社会環境の変化があげられますが、国の介護休業制度や介護保険制度の実情も実際の現場とそぐわない状態になっているのではないかと思います。

専門家によれば、医学の進歩等により、介護を10~15年間を受け続ける人も決して珍しいことではなくなってきているようで、少なくとも90歳までは生きることを想定して介護資金を準備する必要があるとのことです。

現在の多くの会社は、定年が60歳くらいだと思います。

その後30年間分の資金をためる、しかも、介護費用も考慮してとなると途方もない金額になりますよね。

退職金を充てにするするとしても、そもそも退職金が出るのかどうかわからないような経済状態が続いています。

そう考えると、ため息しか出ません・・・。

気を取り直して、介護には一体どの位の費用がかかっているのか調べてみました。

日本経済新聞社の調査によれば、在宅介護の1か月間の平均介護費用は、

約4万2000円

だそうです。

ほぼ寝たきり状態である要介護度4、5になると、

約7万円

にもなるそうです。

有料老人ホームなどの介護施設に入所した場合は、介護費用に生活費などを合わせて、1か月で

なんと20万円以上!!

皮肉なことに、医療・介護環境が整ってきたことで、介護期間は年々長期化傾向にあり、その結果、費用負担は増加の一途のようです。

これはなかなか負担できるものではありませんません。

定められた介護サービスであれば、支給限度基準額内は1割負担で済みます。

しかし、支給限度額を超えるとその分を自己負担しなければなりません。

ちなみに支給限度は、最も重い「要介護度5」が月35万8300円、最も軽い「要支援1」が月4万9700円となっています。

つまり、「要介護度5」の場合は、月35万8300円以内の部分は1割負担、それを超えると全額自己負担になるわけです。

もう少し細かく見てみると、在宅サービス利用の場合は利用者の負担は介護サービス費用の1割になり、施設サービス利用の場合は、おおむね次のとおりとなります。

○通所介護等のサービスを利用した場合
・介護サービス費用の1割+日常生活費+食費

○短期入所生活介護・短期入所療養介護等のサービスを利用した場合
・介護サービス費用の1割+日常生活費+食費+滞在費

○施設サービスを利用した場合
・介護サービス費用の1割+日常生活費+食費+居住費

(次回へ続く)

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2011年2月21日 (月)

監事によるマンション管理組合の臨時総会開催

総会は原則理事長が招集することになっていますが、例外が二つあります。

一つは、区分所有者及び議決権総数の5分の1以上の同意を得て、総会の招集を理事長に、会議の目的たる事項を示して請求し、理事長が定められた期間内に総会招集通知を発しない場合は、請求をした区分所有者が臨時総会を招集することができます。

もう一つは、管理組合の業務の執行及び財産の状況について不正があると認めるときに、監事が臨時総会を招集することができます。

標準管理規約では、管理組合の業務の執行や財産の状況について監事は、

「不正があると認めるときは、臨時総会を開催することができる」

と定められており、

「開催しなければならない」

ことにはなっていません。

これは、区分所有法50条3項の規定が管理組合法人を対象にしたものなので、法人格を持たない管理組合に対しては

「開催を義務づけることはできなが、開催することが望まれる」

という考えをとったのではないかとされています。

いずれにせよ、例外における総会開催は、あまり考えたくありませんよね。

だって、理事会とその他区分所有者との関係がうまくいっていない表れですから・・・

管理組合運営が良い方向に進むためには、やむを得ない手段かもしれませんが、これが原因で管理組合の中で軋轢が生じ、人間関係が悪化するリスクがあることを忘れてはいけないと思います。

役員を選任するのは総会で、理事会は組合員が決めた組織です。

区分所有者の皆さんで選んだ役員ですから、まずは、理事会が孤立しないように、一人ひとりがマンションの執行機関である理事会活動を盛り立てるよう協力する姿勢が大切なのではないでしょうか。

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2011年2月18日 (金)

固定金利の選択者激減!?(その2)

将来の金利動向を読むことは非常に難しいことです。

現在の政策金利の誘導目標である無担保コール翌日物金利は年0~0.1%です。

無担保コール翌日物金利とは、日本の金融機関が、1年以下のいわゆる短期資金のやり取り(貸借)を行うコール市場において、約定した翌日に返済を行う際の金利のことです。

この金利水準は1994年の金融自由化以降最低水準であり、今後さらに下がる可能性はありますが、下がっても0.1%の余地しかありませんので、いつまでこの低水準が持続していくのかがポイントになります。

逆に、今後、急激に金利が上がる可能性はかなりあると思います。

実際、1990年代初めには、変動金利が8%前後にまで上昇、住宅金融公庫の金利も1990年には5.5%ありましたから、過去の実績からみれば可能性は十分あります。

さらに、今年1月27日に米国の格付け会社スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)が日本国債の格下げを決定しましたし、ムーディーズも税・社会保障改革失敗なら格下げもありうべしとの報道もあるところです。

ここような格下げの決定は長期金利の上昇(国債価格の下落)を引き起こす不安要素の一つです。

私は、今の日本の状況は、政局の流動化で日本の財政への信認が揺らぐリスク、デフレの継続、設備投資の動向など長期金利上昇に関する不安要素が多々あると思っています。

ですから、私は将来の金利上昇リスクを避ける「保険」として「固定金利型」を選択しました。

変動金利の上昇リスクに対しては、

「変動金利が上昇する前に、固定金利型のローンに切り替えるので大丈夫」

との考え方もあるでしょう。

しかし、専門家によれば、変動金利は政策金利に連動し、固定金利は政策金利の先行きを織り込んだ長期金利に連動し、長期金利は政策金利に先行して上昇するため、借り換えは現実的には難しいと警鐘を鳴らしています。

つまり、変動金利が上昇し始めた時には、長期金利は既に上昇していて借り換えできる状態ではなくなっているということです。

また、金利は上がりますが、上がる一方ではない、また下がるので大丈夫という考え方もあるでしょう。

しかし、普段から金利上昇リスクを織り込んで、その分別途貯蓄をしている方はそういないと思います。

とすれば、金利上昇期間にはローンが支払えないという事になり、金利が下がってくる頃にはせっかく手に入れたマイホームを手放していたということになりかねません。

変動金利型を選択されている方は、今後の金利上昇リスクを十分認識して、人任せにせず、積極的に金利情報を入手して、金利が低い時期に固定型に変更するなど、手遅れにならないようにしていただきたいと思います。

(あくまでも私見ですので、最終的にはご自身でご判断ください。)

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2011年2月17日 (木)

固定金利の選択者激減!? (その1)

住宅購入時には多くの人が住宅ローンのお世話になると思います。

その住宅ローンには「変動金利型」と「固定金利型」があるのは、マイホームを検討したことのある方であればご存知のことと思います。

今まで「変動金利型」は、固定型の補完的な役割を担うローンでしたが、ここ5年ほどで主流の住宅ローンに変化したようです。

5年前までは、新規の住宅ローン全体に占める「変動金利型」ローンの割合は2~3割程度でした。

しかし、現在はメガバンク3行とも「変動金利型」を選択する方が9割を超えているそうなのです。

固定金利型を選択した私にとって、ほとんどの人が「変動金利型」を選択している現実を知り驚きを隠せませんでした。

変動金利は、各行の短期プライムレート(短プラ)を基準に決まっています。

短期プライムレートとは何かというと、金融機関が優良企業に対して、1年以内の期間の短期間貸し出す時に適用する最優遇貸出金利(プライムレート)のことをいいます。

この短プラは政策金利に影響されています。

政策金利とは、日銀が行う金融政策の中の一つで、景気の動向などの要因により金融政策決定会合において引き上げや引下げが決められています。

つまり、政策金利が動くと短プラが動き、短プラが動くと変動金利型の住宅ローンの金利も動くという関連がでてくるのです。

一方、長期金利は1年以上の金利のことです。

長期金利の指標的なものとなっているのは、新発10年長期国債の市場利回りです。

短期金利が日銀の金融政策に影響を受けるのに対し、長期金利は、市場における長期的な資金の需要と供給のバランスによって決まる傾向があるのです。

たとえば将来的な短期金利の推移や、将来の物価変動、あるいは企業の設備投資の動向など、市場のさまざまな要因が金利変動に影響してくるのです。

さて、2008年後半、政策金利が2度にわたって、0.2%ずつ引き下げられました。

この結果、メガバンクの変動金利は一気に1%を切る水準まで下がり、小幅な低下にとどまった固定型と比べた割安感から変動型を選ぶ割合が逆転し、今や9割もの人が「変動金利型」を選択したようです。

「変動金利型」を選択している理由はそれだけではありません。

住宅販売業者の営業戦略も影響を与えていると考えられます。

私もマンション購入時にあちこちモデルルームを見に行きましたが、そこで示された最初の資金調達プランは、変動金利型での提案がほとんどでした。

その提案で、営業は

「今払っている家賃よりも安い返済で、ご自分の家、資産がもてますよ。金利が安い今がチャンス!」

と購買者心理をくすぐってきたのです(笑)

私はこの傾向に不安を覚えます。

(次回へ続く)

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2011年2月16日 (水)

レクサス「CT200h」目標の5倍達成‼

このブログでも何度か紹介しているレクサスのプレミアムコンパクトハイブリッドカー「CT200h」。

なかなか好調の出足のようです。

トヨタ自動車の発表によれば、1月12日の発売から2月13日までの約1か月間の累計受注台数7500台となり月販目標1500台の約5倍になったとのことです。

購入者の内訳を見てみると、輸入車や国産の他メーカーなどからの乗り替えがおよそ4割を占めているようで、新たなユーザー層の拡大につながっているようです。

ハイブリッドと高い走行性能の両立やクラスで群を抜く燃費性能、ダイナミックでスポーティなスタイル、気分に合わせて走行モードを選べるドライブモードセレクト、豊富な内外装バリエーションなどが好評なんだとか。

好評の燃費性能で少し補足しておきます。

CT200hはグレードにより燃費が異っていて、

ベースグレードで10・15モード燃費は34.0km/L
version C、F SPORT、version Lでは、10・15モード燃費は32.0km/L

となっています。

ここで、購入者のデータを紹介しましょう。

ある程度、人気の傾向がわかるので、今後、購入を考えている方、あるいは購入は決めているけど豊富なバリエーションで悩んでいる方の参考になるのではないかと思います。

年齢別 構成比
〜20代 4%
30代 14%
40代 19%
50代 17%
60代〜 17%

性別 構成比
 男性 71%
 女性 14%

グレード別 構成比
CT200h       9%
CT200h“version C”  41%
CT200h“F SPORT”  27%
CT200h“version L”  23%

ボディーカラー別 構成比
ホワイトパールクリスタルシャイン  49%
ブラック               12%
ブラックオパールマイカ       12%
シルバーマイカメタリック 10%
レッドマイカクリスタルシャイン 8%
エクシードブルーメタリック 3%
ファイアーアゲートマイカメタリック 3%
シルバリーブルーメタリック 2%
フレアイエローマイカメタリック 1%

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2011年2月15日 (火)

日本カー・オブ・ザ・イヤー

前回は東京モーターショーについてでしたので、今回は「日本カー・オブ・ザ・イヤー」について調べてみました。

「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は、市販を前提として日本国内で発表される乗用車の中から、年間を通じて最も優秀なクルマを選定し評するものです。

これは、1980年(昭和55年)から始まりました。

対象車は、前年の11月1日から当年の10月31日までに日本国内で発表・発売された乗用車のうち、ノミネートされたもので、自動車評論家を中心とする選考委員60名による投票により決定 されます。

選考は二段階で行われ、第一次選考で10車種(10ベスト)を選考、この中からイヤーカーが決定されます。

最終発表は毎年11月となっているようです。

今回はその歴代受賞車を調べてみました。

第41回東京モーターショー2009では、「日本カー・オブ・ザ・イヤー30周年記念展」というイベントが開催されていましたので、ご覧になった方もいるかもしれませんが、車名を聞いてパッと頭に車のシルエットが思い浮かびますか?

第1回受賞車 マツダ「ファミリア 3ドアハッチバック」
第2回受賞車 トヨタ「ソアラ」
第3回受賞車 マツダ「カペラ/フォード テルスター」 ←※カペラとテルスターは兄弟車
第4回受賞車 ホンダ「シビック/バラード」
第5回受賞車 トヨタ「MR2」
第6回受賞車 ホンダ「アコード/ビガー」
第7回受賞車 日産「パルサー/エクサ/ラングレー/リベルタビラ」
第8回受賞車 三菱「ギャラン」
第9回受賞車 日産「シルビア」
第10回受賞車 トヨタ「セルシオ」
第11回受賞車 三菱「ディアマンテ/シグマ」
第12回受賞車 ホンダ「シビック/シビック フェリオ」
第13回受賞車 日産「マーチ」
第14回受賞車 ホンダ「アコード」
第15回受賞車 三菱「FTO」
第16回受賞車 ホンダ「シビック/シビック フェリオ」
第17回受賞車 三菱「ギャラン/レグナム」
第18回受賞車 トヨタ「プリウス」
第19回受賞車 トヨタ「アルテッツア」
第20回受賞車 トヨタ「ヴィッツ/プラッツ/ファンカーゴ」
第21回受賞車 ホンダ「シビック/シビック フェリオ /ストリーム」
第22回受賞車 ホンダ「フィット」
第23回受賞車 ホンダ「アコード/アコード ワゴン」
第24回受賞車 スバル「レガシィ」
第25回受賞車 ホンダ「レジェンド」
第26回受賞車 マツダ「ロードスター」
第27回受賞車 レクサス「LS460」
第28回受賞車 ホンダ「フィット」
第29回受賞車 トヨタ「iQ」
第30回受賞車 トヨタ「プリウス」
第31回受賞車 ホンダ「CR-Z」

どうでしたでしょうか?

ちなみに私は・・・

全てわかりました!!

年代がばれてしまいますね(笑)

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高速道路 新料金案固まる

今年4月からの高速道路の新料金案が明らかになりました。

今日は、簡単に概略だけ紹介したいと思います。

新料金体系案では、自動料金収受システム(ETC)搭載車を対象に普通車で休日1,000円の上限料金は継続され、さらに平日は上限を2,000円となるようです。

また、ETC非搭載車、つまり現金払いは、平日、休日ともに上限2,000円にする方針とのことです。

これは家計にやさしい料金体系で、個人的には大歓迎です。

また、軽自動車と免税対象のエコカー(ETC搭載車)にはさらにメリットが厚く、

毎日上限1,000円

に引き下げるそうです。

新料金は4月1日から適用する方向ですが、エコカー割引については開始時期は未定になっています。

適用期間は3年程度を考えているようですが、本州四国連絡高速は地元との調整が必要なため、当面1年間の適用とのことです。

この新料金体系は2月16日の民主党国土交通部門会議に提示した上で決定する模様です。

○東日本・中日本・西日本
普通車:平日 上限2,000円(現金払い、ETCとも)
     休日 上限1,000円(ETC)、上限2,000円(現金払い)
軽・エコカー:毎日上限1,000円
中型車以上:距離別料金のまま

○アクアライン
普通車:毎日800円の社会実験継続

○首都高・阪神(4月実施は見送り?)
普通車:500〜900円の距離別料金

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2011年2月14日 (月)

東京モーターショー2011

今年、「第42回 東京モーターショー2011」が12月2日(金)から12月11日(日)までの10日間(一般公開は12月3日(土)から)開催されると発表されました。

会場は幕張メッセではなく、国内外の出品社が出品しやすくするため東京ビッグサイト行われます。

東京で開催されるのは実に24年ぶりだそうです。

今回のテーマは

「世界はクルマで変えられる。」

“Mobility can change the world.”

です。

私も何度かモーターショーを見に行ったことがあります。

初めて行ったのが、

「第29回 東京モーターショー1991」

でした。

その時のテーマは「発見、新関係。人・くるま・地球。」。

第29回のモーターショーは、来場者数が史上はじめて200万人を突破した記念すべき(?)ショーでした。

しかし、その後は来場者数がどんどん減少し、「クルマを楽しむ、地球と楽しむ」をテーマとして開催した「第41回 東京モーターショー2009」では61万人まで減少しています。

今年は会場を東京に変更しましたが、それが吉と出るかどうかはわかりません。

一方で、2月7日時点で米自動車大手3社(ビッグスリー)が参加登録をしていないようです。

もしビッグ3が不参加であれば、前回に引き続き2回連続となります。

まぁ、前回の東京モーターショーは、2008年の秋にあったリーマン・ショック後の景気悪化という事情があるのでのですが、今回は

「日本市場は需要拡大が見込みにくいため」

と各社が判断したのではないかとの報道があります。

営利企業ですからそういう選択肢があって当然ですが、若者の車離れが進んでいるといわれている日本においては、モーターショーを盛り上げて、若者に興味を持ってもらうことも必要かと思います。

そういえば、今回、1954年に開催された「第1回 全日本自動車ショー」で採用されたシンボルマークを、初心に帰る意味を込め積極的に使用していくそうです。

今回のモーターショーに対する日本自動車工業会の意気込みが伺えます。

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2011年2月10日 (木)

「FT-86」と次期「レクサスIS」の関係

「FT-86」

という車を知っていますか。

まだ、正式名称ではありませんが、2011年後半にも発売すると見られる新型FRスポーツです。

この車は、トヨタ自動車と富士重工業が共同で開発しており、トヨタが企画・デザインを、富士重が設計・生産を担当し、それぞれのブランドで販売するそうです。

エンジンは、富士重工製の自然給気の水平対向エンジン(2リットル)で後輪駆動(FR)です。

発売と同時に、スポーツ車を専門に扱う店舗「86(ハチロク)」(仮称)も立ち上げるという情報もありますが、定かではありません。

「86」のネーミングは、1983年発売の「カローラレビン」と「スプリンタートレノ」の共通車両型式「AE86」にちなんで付けられています。

私は、カローラレビンを借りて運転したことがありますが、車両重量が軽く(確か1tはなかったような・・・)、コーナリング限界が高かったです。

そして、重量バランスがよかったのかハンドルを切った時の初期挙動の早さなど、とてもきびきびした走りが印象的な車でした。

値段も高価ではなかったことから手軽なスポーツ車として人気に火がつき、現在では伝説の名車といっても過言ではないでしょう。

さて、話を「FT-86」と次期「レクサスIS」にもどします。

実は、この「FT-86」と次期「レクサスIS」はプラットフォームなどを共用するという噂が海外で話題になっているようなのです。

具体的には、「FT-86」のシャシーが次期「レクサスⅠS」にも採用されるのではないかという噂です。

現行のレクサスISは、先代マークXとの同じエンジン、同じプラットフォームでした。

ネットでも、

「マークXとレクサスIS、どちらを買いますか?」

なんていう話題も多数ありましたし。

個人的には、次期レクサスISには独自のプラットフォームでの発売を期待していましたが、コストの関係でなかなか難しいんでしょうね。

そうでなければ、私には到底買えませんから(笑)

ともあれ、次期レクサスISが「FT-86」と同じシャーシであれば、そう悲観することもないかもしれません。

なぜなら、「FT-86」は伝説の名車「86」にちなんで開発され、きっと楽しくスポーティな走りを追求した車のはずですから・・・。

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2011年2月 9日 (水)

トヨタ 電子制御に不具合なし!!

昨年のトヨタ自動車の米国における大規模リコール問題を皆さん覚えていることでしょう。

それについて、米運輸省の約10カ月にも及ぶ調査の結果が出たようです。

その調査自体は、高速道路交通安全局(NHTSA)と米航空宇宙局(NASA)が実施しました。

米運輸省の長官の声明では

「最も優秀な技術者らが調査し、電子制御システムに問題はないとの結論に至った」

と述べました。

つまり、電子制御システムに急加速を引き起こすような欠陥は見当たらなかったのです。

その上で、トヨタ車でみられた急加速は、

「すでにリコール済みのフロアマットとアクセルペダルの不具合が要因」

と結論づけています。

つまり、

”電子制御の問題を一貫して否定していたトヨタ側の主張をほぼ全面的に認めた”

ことになります。

電子制御システムを巡っては、同省が米国科学アカデミーとも調査を進めていますのでその結果が出ないと安心できません(調査結果は春以降に出る見通し)。

とはいえ、今回、NASAなどが出した結論は、間違いなくトヨタ車への消費者の信頼回復につながり、今後の訴訟にも一定の影響を与えるでしょう。

しかし、米国でのあの騒ぎは一体ナンだったんだろう?

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2011年2月 8日 (火)

Lemnos「Drops draw the existance」

今回は、私のお勧めする壁掛時計を紹介します。

その時計は、

Lemnos(レムノス)「Drops draw the existance」

です。

北欧で陶器デザインを学んだ人気デザイナー、塚本かなえさんによる磁器性の時計です。

Drops_draw_the_existance_02「昔どこかの軒下で雨宿りをした時に見た、ひさしからの水滴が地面に描く形をモチーフにした」

そうです。

この時計は、乳白色のマットな質感が落ち着いた印象と力強さをかもし出し、文字盤の12個のくぼみは光の射し方によって刻一刻とその表情を変え存在感を引き立たせます。

文字盤は非常に美しい仕上がりで、陶器の持つ美しさが最大限に引き出されています。

それもそのはず、熟練の職人が手作業によって一つ一つ成型し、特殊な釜でじっくりと焼き上げているそうなのです。

ただ、陶器をこの形状に安定して仕上げるのは非常に難しいそうで、贅沢仕様の時計ともいえるでしょう。

メタリックに光る細く長い針も乳白色のマットな質感の陶器と相まって高級感を醸し出しています。

ムーブメントはスウィーブムーブメント(セイコー製)ですので、針の動きは静かで滑らかです。

寝室や落ち着いてゆっくりしたい部屋にはもってこいの壁掛時計だと思います。

秒針は、まるで磁器の文字盤をやさしく撫でているようで、静かにゆったりと時を刻んでくれます。

アート作品のような時計で、シンプルかつ主張しすぎないデザインはどんなインテリアにもぴったりマッチします。

Drops_draw_the_existance_01私もリビングに使っていますが、どんなインテリアにもマッチしそうなので気に入っています。

ただ、マットな質感の磁器性なだけに少し傷つきやすく秒針も細いので、設置するときは少し慎重に扱ってください。

Lemnos「Drops draw the existance」

結婚祝いなどのギフトとして贈っても、大変喜ばれること間違いなし。

さらに贈り主のセンスの良さ までアピールできますよ(笑)

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2011年2月 7日 (月)

アリストテレス以来の謎解明!!

先日、

「アリストテレス以来の謎=ウナギ卵発見、完全養殖に道」

というネット上の見出しに目がとまりました。

アリストテレスとウナギ・・・

一体どういう関係があるんだろう?と記事を読んでみました。

その内容は、

「東京大大気海洋研究所と独立行政法人水産総合研究センターの研究チームが、天然のニホンウナギの卵を採集することに初めて成功した。」

というものでした。

ウナギは、亜種も含めると世界に19種類が生息していますが、自然界で卵が見つかったことはなかったそうです。

古代ギリシアの哲学者アリストテレスは

「ウナギは泥の中から自然発生する」

と書き残しており、今回のニホンウナギの天然卵採集は、

「2000年以上にわたる謎に終止符を打った。」

ことになるんだそうです。

確かに、すごい発見ですね。

今回の発見は、単に今までの謎が解明されただけではなく、漁獲量が激減するウナギの完全養殖の実用化に道を開く可能性があります。

今までの養殖は手探り状態が続いており、仔魚や稚魚(シラスウナギ)に育つ条件が分からず、稚魚の育成割合が低い上、コスト面の課題もあり、天然シラスからの養殖に頼らざるを得なかったそうです。

それが、今回の天然卵採取した場所の塩分などの水質や水温、時期などを解明する事で、謎の多かったウナギの生態解明が一気に進み、完全養殖の実用化にも期待できるというのです。

ウナギの卵が発見された場所は、日本の南約2200キロのグアム島西側にある西マリアナ海嶺(かいれい)付近。

採集場所は、水深が3000~4000メートルある場所で、二つの海水がぶつかって塩分濃度が変化する約10キロ四方とごく狭い海域の水深200メートル前後だったそうです。

さらに、卵がふ化するまでの日数はわずか1・5日なのだそうで、今回の採集は非常にラッキーというほかないでしょう。

ウナギは高価なので、土用の丑の日以外はなかなか食する機会がない我が家ですが、完全養殖が実現すれば、価格も下がり、家計にやさしい食材になるかもしれませんね。

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2011年2月 4日 (金)

マンション管理組合監事は理事会への出席は必要か?

マンション管理組合の監事は、毎回理事会に参加する必要はありません。

それはなぜかというと、監事は管理組合の役員ではありますが(標準管理規約第35条1項)、理事会は、「理事」によって構成されている(同51条1項)組織であり、監事は理事ではないからです。

私はこのブログで、監事も毎回理事会に参加してみては?と書いています。

「業務の流れ」は「会計の流れ」に通じるところが大きく、業務監査も会計監査と密接なつながりを持っていると考えているからです。

つまり、出席することによって、理事会の業務執行状況や会計処理状況などを適時、適切に判断、把握することができるので、監査報告の義務がある定期総会で、より正確な監査報告をすることができます。

さらには、万一、不正があると認められる場合には、臨時総会を開催する必要もあるからです。

私どものマンションでは、監事は3名選出されていると以前紹介しました。

通常、監事が複数選出されている場合には、各自が独立して職務を行うことになるでしょうが、皆さん他に仕事を持っている方ばかりであり、負担軽減を考え、理事会には交代で出席するようにしました。

当然、都合があえば3名とも出席しても構いません。

もう少し細かくお話しますと、監事3名で交代制で出席するという事は、少なくとも形式的にチェックできる事項については共通認識で望まなければなりません。

したがって、監事が選出されたら速やかに監事会(監事3名の会議体です。)を開き、理事会で最低限チェックするポイントや監事の業務フローについて認識あわせをしました。

理事会への出席は、事前にローテーションを決めておき、業務フローは次のように運用しました。

1.理事会開催通知の内容確認
2.出席者の調整(当番者が出席できない場合)
3.前回までの理事会の議事録確認
4.理事会等へ出席
5.議事録チェック
6.他の監事へ結果の報告と懸案事項の引継ぎ
7.必要に応じて監事会の開催

5.議事録チェックは、通常議事録は、理事会終了数日後に作成される場合が多いため、そのチェックは議事録が出来てからになります。

仮に、議事録において不備があれば次回の理事会でその旨の意見を述べることになるため、次回の理事会出席監事に引継ぎをしなければなりません。

したがって、議事録のチェックまで済ませてから6.他の監事へ結果の報告と懸案事項の引継ぎをした方が効率的と考え、上記の順番にしています。

7.監事会も何度か開催しました。

どのような場合に開催したかというと、会計監査実施前後や建物設備の点検業務前後等、監事として割と大きな業務に関して開催していたようです。

当然、理事会における不正等が発覚すれば開催することになるでしょう。

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2011年2月 3日 (木)

節分って・・・(トホホ)

前回まで、節分の予習をして自己満足していましたが、今日子どもに質問されました。

ここで予習の成果を・・・と思っていましたが(-_-;)

「なんで節分には玄関に柊と鰯の頭を飾るの?」

・・・えっ!!

そうです。

予習していない事を聞かれてしまったのです。

我が家は、毎年、柊鰯を玄関に飾りますので、それを見て質問してきたんですね。

とりあえず、

「今忙しいから、後で教えてあげるね。」

とごまかしてその場は切り抜けました(笑)

実は鬼にも嫌いなものがあるそうです。

「臭い鰯(いわし)の頭」

「痛い柊(ひいらぎ)のトゲ」

がそれです。

柊の葉の棘が鬼の目を刺すので門口から鬼が入れず、また鰯の臭いで鬼が近寄らないといわれているようです。

逆に、鰯の臭いで鬼をおびき出し、柊の棘で鬼の目を刺すという説もあります。

そこで、鰯の頭を焼いて柊の枝に刺し、それを家の戸口に置き鬼の侵入を防ぐ魔除けとしているのです。

鬼の苦手な鰯を食すなんて、

「実は鬼よりも人間の方が強いのでは!?」

と思ってしまいますね。

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2011年2月 2日 (水)

節分って・・・Part3

何故、節分に「豆まき」をするようになったのでしょうか?

これには陰陽五行思想、十干十二支という考え方が大きく関わってきます。

ちょっと聞きなれない言葉でとっつきにくいですよね。

陰陽五行思想とは、「陰陽思想」と「五行思想」が組み合わさったものです。

「陰陽思想」とは、全ての事象はそれだけが単独で存在するのではなく、「陰」と「陽」という相反する形(例えば明暗、善悪、吉凶など)で存在し、それぞれが消長をくりかえすという思想です。

一方、「五行思想」は、自然の道理を「木・火・土・金・水」という五つの要素により成り立っているとする思想です。

かなり複雑で難しいですね。

では、みなさんは「鬼門」ってご存知でしょうか?

風水や家相などの東洋占星術でよく使われる言葉で、かつてはここから鬼が出入りすると言われ、避けた方が良いとされる縁起の悪い場所や方角のことです。

これによれば、「鬼門」は北東にあたります。

なぜ北東が鬼門なのかは諸説あるようですが、その中の一つにこのような説があります。

昔の中国の道教で、冥府の神として信仰されていた「秦山府君」が住むと言われていた山が北東にあったことから、

冥府→北東→鬼門

といわれはじめた。

また、このような説もあります。

古代、中国を「匈奴(きょうど)」という遊牧騎馬民族が幾度となく襲ってきました。

彼らは残忍極まりない騎馬部族で、中国から見た北東の方角にこの匈奴は暮らしていたため、古代中国の人々は北東の方角を恐れるようになっていったという説です。

まだまだいろんな説があるようです。

さて、鬼門の方角「北東」は十二支では、丑と寅の方角(うしとら)にあたります。

なので、鬼の姿は”牛の角”をもち、”トラのパンツ”を身に付けています。

ここで、丑というのは12月を、寅は1月を指します。

ちょうど12月から1月にかけての季節の節目に「鬼門」があるのです。

ここで陰陽五行の法則が登場します。

先ほど紹介した五行の五つの要素に「金」があります。

「金」には、”硬い”とか、”厄病”という意味があり鬼の象徴です。

また、鬼が金棒を持っているのもこの「金」の象徴といわれていいます。

この「金」の作用をなくすのが、五行でいう「火」に当ります。

大豆は、ても硬いので、「金」に当ります。

つまり”鬼”です。

これを火で煎ると同時に、豆まきで外や内にこの大豆がばらまかれて、結局人間に食べられてしまうことにより、鬼を退治することになるのです。

これで、子どもに上手く説明してあげられそうです(自己満足)

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2011年2月 1日 (火)

節分って・・・Part2

Part1では、節分の由来を調べてみました。

今回は、豆まきに何故「大豆」を使うのかを紹介したいと思います。

「大豆」には霊的な力が宿ると信じられており、昔から神様への供え物として使われています。

また、昔々、京都鞍馬山に鬼が出たときに、毘沙門天(仏教における天部の仏神。持国天、増長天、広目天と共に四天王の一尊に数えられる武神)のお告げによって、大豆を鬼の目に投げつけて退治したという話があり、魔の目(魔目=まめ)に豆を投げつけて魔を滅する(魔滅=まめ)にも通じるそうです。

ただし、豆まきに用いられる豆は「炒り豆」でなくてはいけません。

生の豆を使って拾い忘れたものから芽が出てしまうと縁起が悪いとされていたからです。

また、「炒る」が「射る」にも通じます。

節分用に市販されている大豆は大概炒ってあるようですが、購入時には一応ご注意ください。

次回は、なぜ、豆まきをするようになったかを調べてみたいと思います。

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